パリ五輪トライアスロン男子、セーヌ川が泳げず31日に延期 雨の影響で水質基準改善せず

AI要約

パリ五輪のトライアスロン男子が延期された理由として、セーヌ川の水質改善が不十分であることが指摘された。

男子の競技は30日に予定されていたが、水質の悪化を受けて31日に延期された。女子の競技も31日に行われることになった。

セーヌ川の水質改善は五輪を機に進められていたが、雨の影響で再度悪化し、公式練習もできない状態となった。

パリ五輪トライアスロン男子、セーヌ川が泳げず31日に延期 雨の影響で水質基準改善せず

30日に予定されていたパリ五輪のトライアスロン男子は31日に延期された。国際統括団体の世界トライアスロンなどが30日発表した。雨の影響で悪化したスイム会場のセーヌ川の水質が、国際競技連盟が定める基準まで改善しないため。

トライアスロンは30日に男子、31日に女子、8月5日に混合リレーが行われる予定だったが、30日は競技を見送り、31日に女子、男子の順で行うことにしたという。

セーヌ川を巡っては、五輪を機に大規模な水質改善に着手。7月17日にはパリのイダルゴ市長が自ら川を泳ぎ、安全性をアピールしたが、26、27両日の雨の影響で生活排水が流れ込み、公式練習もできない状態だった。