【卓球】戸上隼輔が日本勢ベスト16一番乗り!堀米からパワーもらった「自分も金メダルを獲って帰りたい」

AI要約

男子シングルス2回戦で日本の戸上隼輔がスロベニアの選手に勝利し、ベスト16入りを果たした。

戸上隼輔は苦戦しながらも逆転勝利を収め、安堵の表情を見せた。

フランスでの生活や他競技の金メダル獲得に触発されて、戸上隼輔はさらなる成功に向けて意気込んでいる。

 ◇パリ五輪第5日 卓球(2024年7月30日 パリ南アリーナ)

 男子シングルス2回戦が行われ、第10シードで世界ランキング15位の戸上隼輔(井村屋グループ)は世界ランキング126位のデニ・コズル(スロベニア)に4―2で勝利し、日本勢でいち早くベスト16入りした。

 第1ゲームを9―11で落とし、今大会初めてゲームを失う。第3ゲームも奪われるなどやや苦戦したが、第4ゲーム以降は完全に主導権を握り、11―7、11―3、11―5と3ゲームを続けて制した。「リードされる展開が多くて苦しかったけど、勝ててホッとしている」。試合後は安どの表情を浮かべた。

 フランスに来てから夜10時に寝て朝7時に起きるという規則正しい生活を送る。同部屋の張本智や篠塚から「(寝るのが)早すぎだろ」と突っ込まれるが、それがコンディション維持につながっている。

 ただ、前日にはスケートボード男子ストリートで堀米雄斗(三井住友DSアセットマネジメント)が金メダルを手にした瞬間を見届けた。「本当に感動した。自分も金メダルを獲って日本に帰りたいということを再確認させてもらえた」。熱い思いを胸に、ベスト16以降も戦い抜く。