五輪=ナダル、好敵手ジョコビッチに完敗 「追い込めなかった」

AI要約

パリ五輪のテニス男子シングルス2回戦で、ラファエル・ナダルが引退を示唆しながらもノバク・ジョコビッチに敗れる。

ナダルはジョコビッチに敗れ、20年前の脚力を持たないことを認める。

ベスト16進出を果たしたジョコビッチは、ライバルとの試合を振り返り、喜びを表明する。

五輪=ナダル、好敵手ジョコビッチに完敗 「追い込めなかった」

[パリ 29日 ロイター] - パリ五輪は29日、テニスの各種目を行い、男子シングルス2回戦では今年限りで引退を示唆しているラファエル・ナダル(スペイン)が、長年のライバルであるノバク・ジョコビッチ(セルビア)に1─6、4─6のストレート負けを喫した。

これがジョコビッチとの通算60回目の対戦だったナダルは「彼を難しいポジションに追い込むことができなかった」とコメント。「質の高いショット、動きができなかった。20年前のような脚力がなければ彼と戦うのはほぼ不可能だ」と語った。

ベスト16進出を決めたジョコビッチは「この試合に参加できたことをとても誇りに思う。コートで自分の仕事をやり遂げ、できる限りのゲームプランを実行したかった」と語り、「この信じられないほどの試練を乗り越えられてとてもうれしい」と長年のライバルとの対戦を振り返った。

そのほか、カルロス・アルカラス(スペイン)はタロン・フリークスポール(オランダ)にストレート勝ち。カスパー・ルード(ノルウェー)、ステファノス・チチパス(ギリシャ)らも勝ち上がっている。