「男子シングルスの魔物は自分がなります」卓球・戸上隼輔が“ニッポンコール”を味方にスロベニア選手から逆転勝利!3回戦進出決定【パリ五輪】

AI要約

五輪初出場の戸上隼輔が卓球男子シングルス2回戦でスロベニアのコジュルに勝利し、3回戦進出を決めた。

戸上は1ゲーム目で9-11で落とすも、2,4,5,6ゲームを取り、逆転勝利を果たした。

張本智和/早田ひなペアの混合ダブルスでの1回戦敗退に続く期待の一人となった戸上隼輔の活躍に注目が集まる。

「男子シングルスの魔物は自分がなります」卓球・戸上隼輔が“ニッポンコール”を味方にスロベニア選手から逆転勝利!3回戦進出決定【パリ五輪】

 現地時間7月30日、パリ五輪の卓球男子シングルス2回戦が行なわれ、五輪初出場の戸上隼輔(井村屋グループ)はダニ・コジュル(スロベニア)にゲームカウント4-2で勝利し、3回戦進出を決めた。

 第1ゲームは、戸上が得意のフォアハンドで攻めるもコジュルの強打に圧倒され9-11で落とす。第2ゲームは、気を取り直した戸上が強烈なドライブを炸裂させて11-4で奪う。第3ゲーム、ミスが続いた戸上が8-11で奪われるも、第4ゲームは粘りをみせて11-7で取り返した。

 

 第5ゲーム、会場に「ニッポンコール」が響き渡る。ファンの応援を味方につけた戸上が11-3で王手をかけた。第6ゲーム、2-0と戸上がリードになったところでコジュルがタイムアウト。そして、そのまま勢いを加速させた戸上が11-5で奪い、見事な逆転勝利を収めた。

 今大会は、張本智和(智和企画)/早田ひな(日本生命)ペアが混合ダブルスで1回戦敗退という大混乱の幕開けに。「男子シングルスの魔物は自分がなります」と語った戸上のメダル獲得に期待したい。

構成●THE DIGEST編集部