【MLB】ホワイトソックスが今季2度目の14連敗 早くも81敗目を喫しシーズン120敗を超えるペース
ホワイトソックスは13連敗中で本拠地でのマリナーズ戦を迎え、3対6で敗戦。エースのクローシェも打ち込まれ、2度目の14連敗を記録。
初回に先制点を許し、守備の乱れで5点差を追う展開。デヨングの2ランなどで3点差まで追い上げるも、マリナーズの救援陣に抑えられる。
後半戦での連敗が続き、81敗目を喫し、40.5勝121.5敗のペース。20世紀以降の最多敗戦記録更新が危ぶまれる状況。
日本時間7月29日、13連敗中のホワイトソックスは本拠地ギャランティードレイト・フィールドでのマリナーズ3連戦の最終戦を迎え、3対6で敗戦。後半戦に入ってまだ白星がなく、今季2度目の14連敗（＝シーズンの球団ワースト記録）を喫した。マリナーズ先発のブライス・ミラーが7回途中7安打3失点で8勝目（7敗）を挙げ、4番手のアンドレス・ムニョスは18セーブ目を記録。ホワイトソックス先発のギャレット・クローシェは3回6安打5失点（自責点3）で8敗目（6勝）を喫した。
エース格のクローシェで連敗ストップを狙ったホワイトソックスだったが、初回にカル・ローリーの22号2ランで先制されると、2回表に1点を追加され、3回表には守備の乱れから2失点。5点を追う展開となった。3回裏にトミー・ファムのタイムリーで1点を返したものの、4回表にローリーのタイムリーで追加点を奪われ、再び5点差に。7回裏にポール・デヨングの18号2ランで3点差まで追い上げたが、その後はマリナーズ救援陣に反撃を封じられ、3対6で敗れた。
ホワイトソックスは5月下旬から6月上旬にかけて14連敗を喫し、シーズンの球団ワースト記録を更新したばかりだが、これで今季2度目の14連敗。後半戦に入ってロイヤルズ3連戦、レンジャーズ4連戦、マリナーズ3連戦と3カード連続のスイープ負けとなり、108試合目にして早くも81敗目を喫した。現在の勝率は.250で、162試合に換算すると40.5勝121.5敗ペース。20世紀以降のシーズン最多敗戦は創設初年度（1962年）のメッツの120敗だが、そのワースト記録を更新することになるかもしれない。
