なでしこJ大逆転の裏にブラジルの“油断” 伝説エースを直前に交代「サッカーを舐めるな!」の声

AI要約

日本代表「なでしこジャパン」が後半アディショナルタイムに2点を奪ってブラジルに逆転勝利した。

ブラジルの38歳の大エース・FWマルタが敗戦後にチームを鼓舞するシーンがあったが、途中で退いたことで批判が集まった。

日本のファンからはブラジルの気の緩みを指摘する声が上がっており、試合の展開に大きな波紋を生んだ。

なでしこJ大逆転の裏にブラジルの“油断” 伝説エースを直前に交代「サッカーを舐めるな!」の声

 パリ五輪は28日、女子サッカーグループリーグ第2戦が行われ、C組の日本代表「なでしこジャパン」が2-1でブラジルに勝利した。後半アディショナルタイム(AT)に2点を奪って逆転する劇的展開。最後にレジェンドがチームを鼓舞するシーンがあったものの、ネット上の日本人ファンから「サッカーを舐めるな」「わずかな気持ちの緩みが波紋を呼んだ」といった戒めの声が上がった。

 1点を追う後半ATに熊谷紗希のPKで同点に追いついた日本。その後のAT6分、途中出場の谷川萌々子がエリア外から相手のパスミスを見逃さず、すかさず拾って豪快なダイレクトシュート。相手GKの頭上を越えてネットに吸い込まれ、ブラジルを絶望させた。ブラジルメディア「Esportudo」イザベラ・ダマソ記者はX(旧ツイッター)に、38歳の大エース・FWマルタが敗戦直後に円陣を組み、チームを鼓舞する映像を公開したものの、海外ファンは途中で退いたマルタについて「最大の詐欺」と辛辣な意見を寄せた。

 鮮やかなゴラッソに沸く一方で、ネット上の日本人ファンからは「勝った訳でもないのに勝利セレモニーみたいなマルタの交代やらライン際でリフティングを始めるやら、ブラジルのサッカーに対する侮辱に神様が鉄槌を下したんだろう。サッカーを舐めるな、ブラジル!」「僅かな気持ちの緩みと揺らぎが大きな波紋を呼びましたね」「相手がマルタを下げたのがターニングポイントだった」など、ブラジルの気の緩みを指摘する声が上がっていた。