【なでしこ】19歳谷川萌々子が五輪で男女通じて日本初10代ゴール!久保建英の年少記録更新

AI要約

女子日本代表なでしこジャパンがブラジルに2-1で逆転勝ちし、勝ち点3を獲得。

19歳のMF谷川萌々子が逆転ゴールを決め、10代選手として初の五輪でのゴールを達成。

過去になでしこジャパンが五輪で逆転勝利を果たしたのは2008年以来のことで、谷川のゴールは男女通じて最も遅いアディショナルタイムに記録された。

<パリオリンピック(五輪):サッカー・ブラジル1-2日本>◇28日◇女子1次リーグC組◇パルク・デ・プランス競技場

 女子日本代表なでしこジャパン(FIFAランキング7位)はブラジル(同9位)に2-1で逆転勝ちし、1勝1敗で勝ち点3とした。0-1の後半アディショナルタイムにDF熊谷紗希(33=ローマ)のPKで追い付き、19歳のMF谷川萌々子(ローセンゴード)のロングシュートで勝ち越した。

 五輪で10代選手のゴールは男女通じて今回の谷川が初。なでしこジャパンでは今大会の1次リーグ第1戦のスペイン戦でMF藤野あおばが記録した20歳5カ月がこれまでの最年少記録で、男子代表はMF久保建英が2021年の東京五輪1次リーグ第1戦の南アフリカ戦でマークした20歳1カ月が記録だった。

 途中出場の19歳MFの活躍で見事に逆転勝ち。なでしこジャパンの五輪での逆転勝利は、2008年北京五輪1次リーグ第3戦のノルウェー戦(5-1)以来2度目。前回は前半27分に失点し、そこから5点を返した。

 2022年のFIFAワールドカップ(W杯)カタール大会から、浪費された時間を厳密に計測するようになり、アディショナルタイムが長くなったが、今回の谷川の「90+6分」は男女通じて最も遅い時間帯のゴールとなった。