日本男子 フルセットの大接戦もドイツに2-3で敗れる 初陣飾れず 悔しい黒星スタート【パリ五輪 男子バレー】

AI要約

パリ2024オリンピック男子バレーボール日本代表がドイツに敗れて初戦を落とす

日本はブロック力を活かして第2セットを取り返すも、第4セットの大接戦を落とし、最終セットも敗れる

次戦はアルゼンチンとの対戦に注目

日本男子 フルセットの大接戦もドイツに2-3で敗れる 初陣飾れず 悔しい黒星スタート【パリ五輪 男子バレー】

<2024年7月27日(土)パリ2024オリンピック競技大会 男子バレーボール グループステージ プールC 日本 2-3 ドイツ @パリ南アリーナ>

パリオリンピックが現地時間26日(金)に開幕。今大会で33回目となる夏季オリンピック競技大会はフランス・パリを中心に8月11日まで開催される。

27日、バレーボール男子日本代表(世界ランク2位)はグループステージ初戦で同11位のドイツにセットカウント2-3で敗れて初戦を落とした。

24年のネーションズリーグで、1977年W杯バレー以来47年ぶりの主要国際大会の2位となった日本男子。

前回の東京大会では29年ぶりのベスト8入りを果たし、今大会では1972年ミュンヘン五輪以来、52年ぶりのメダル獲得を狙う。

日本のスターティングメンバーは、西田有志、小野寺太志、山内晶大、関田誠大、高橋藍、石川祐希、リベロは山本智大。

第1セット、ドイツのサーブミスで日本が先制するもベテランスコアラー・グロゼルがサービスエースを決めるなど、8連続得点。ドイツが完璧な立ち上がりを見せる。

日本もオポジットの西田がスパイクを決めて追いすがるも17-25で第1セットを先取される。

第2セット、日本は西田を中心として繋ぐバレーを展開、ドイツも39歳のグロゼルを主軸に攻める。日本は3枚ブロックでグロゼルのアタックをシャットアウト。完璧にブロックした山内は大きく吠える。

日本が4連続ポイントを取り13-12で逆転に成功。ドイツはたまらずタイムアウト。タイムアウト後にグロゼルの強烈なサーブをなどで3連続ポイントを奪われてしまい13-15。

その後もお互いに点を重ねる攻防が続くも、チーム最年少の現役大学生・甲斐のサーブなどで流れを引き寄せて終盤に高橋藍、石川のダブルエースが決めて25-23で日本が第2セットを取り返す。

第3セットは勢いに乗った日本が得点を重ねて、序盤でリードを広げ7-2とする。

ドイツはサーブで日本のミスを誘い1点差まで詰め寄られるも石川を中心としたアタッカー陣がポイントを重ねて25-20で第3セットを奪い2-1とリードする。

第4セットは小野寺の無回転サーブが決まり会場を沸かすも、ドイツを突き放すことが出来ず10-12でリードを許す。日本はタイムアウト後に石川のスパイクなどで15-15の同点に追いつく。

終盤にかけてドイツも粘りを見せて16-19とリードを広げられるも山内がドイツのスパイクを完璧にブロック。流れを呼び込む大きな一点を挙げる。

流れを引き込んで同点に追いついた日本だったが最後は28-30でデュースまでもつれた大接戦を落としてしまい2-2の同点に追いつかれる。

最終セットは勢いに乗るドイツに2連続得点を許し、流れを完全に奪われてしまう。最後は8-15で落としてセットカウント2-3。

日本は難敵ドイツとのフルセットの大接戦に敗れて初戦を落とし、黒星スタートとなった。

次戦、日本は31日(水)に世界ランク8位のアルゼンチンと対戦する。

<パリオリンピック グループステージ プールC>

7月27日(土)

日本 2-3 ドイツ