角田裕毅「食べ物は段違いに素晴らしい」現在の本拠地イタリアへの愛を語る…伊と日本が似ている共通項とは|F1

AI要約

角田裕樹がイタリアでの生活について語る。イギリスから移住した際、チームの指導や訓練があったが、すぐにイタリアの生活になじむ。食事やパッションに魅了される日々。

角田裕樹がイタリアの食べ物や生活のパッションを楽しんでいる。イタリアの食事文化に夢中で、日本との共通項も感じる。

イタリアでの生活がレーシングドライバーとしての意識改革に繋がった。食べ物への情熱と共に、新たな視点を得た角田裕樹。

角田裕毅「食べ物は段違いに素晴らしい」現在の本拠地イタリアへの愛を語る…伊と日本が似ている共通項とは|F1

角田裕毅が現在の本拠地であるイタリアでの生活について語っている。F1初年度の2021年の5月下旬にイギリスからイタリアに引っ越したが、角田にとってイタリアは水が合う土地柄だったとのこと。

イタリアGP開催直前『F1』公式のポッドキャストである『BRYOND THE GRID』に出演し、プレゼンターであるトム・クラークソン氏からのインタビューに応じた。

クラークソン氏は“イタリアに引っ越してから流れが良くなった?”と角田に尋ねた。すると角田はイギリスからイタリアに引っ越した2021年5月下旬以降のことをこう振り返っている。

「ええ、イタリアが大好きです。イギリスから引っ越したのはフランツさん(前チーム代表のトスト氏)の意向もあって。実は“ライフスタイルを監視させろ”と強制されたようなものでした」

「イタリアに引っ越してから、最初の2週間はほぼチームの監視下にありましたね。食事の予定やらスケジュールやら、ガッチリ決められました。あとは英語のレッスン、栄養補給からトレーニングのレクチャーまで」

「でもそれらのあらゆることが自分のためになっていたと分かったし、すぐイタリアでの生活は好きになりました」

なお、角田は2021年当時「イタリアに来る前、自分は怠ける時間が多かった。トレーニングを終えるとまっすぐ家に帰り、すぐにPlayStation5の電源を入れて遊んでばかりだった。レースウィークになると、かなりの労力を使って週末を迎えたような気分でいた。それがレースに臨む姿勢として良くなかったと思っている」と語っていた。トスト前代表の指導もあり、レーシングドライバーとして大きな意識改革となったようだ。

“イタリアの何が好きなの?”という質問に、角田は食いしん坊キャラ全開でこう返答している。

「食べ物!食べ物ですよ!特にパスタは大好きですし、食事はやっぱり生活するうえでとても重要な優先事項になりますよね」

「それとイタリアの人々が持つパッションも、どこか僕の地元である日本と似ているところもある」

日本とイタリアの共通項について“それは生活のパッション?F1に対するパッションなんだろうか?”と聞かれ、角田は「情熱……そう、食への探究心が似ているんじゃないかな」と私見を述べた。

「イタリアではレストランを巡るとよく分かります。ピザ、パスタなんかは10ユーロ未満で食べることができるけど、そのクオリティは他国と段違いなほど素晴らしい」