なでしこジャパン、DF清水梨紗の離脱が決定 「すごく悔しいが、気持ちは一緒に戦い続けたい」
女子日本代表「なでしこジャパン」のDF清水梨紗がパリ五輪から離脱
清水はスペイン戦で負傷し、チームを離れることが決定
なでしこジャパンはブラジル戦以降21人で戦う
日本サッカー協会は27日、パリ五輪に出場している女子日本代表「なでしこジャパン」のDF清水梨紗(28)=マンチェスターC=のチームからの離脱を発表した。
清水は1-2で敗れた1次リーグ第1戦のスペイン戦の後半20分ごろに相手と対峙した際に右ひざを痛めて、あおむけにピッチに倒れると、そのまま起き上がることができなかった。26日にナントからパリに移動するバスには乗り込んでいたが、試合後に受けた画像検査の結果、離脱が決まった。
清水は協会を通じて「大会が始まったばかりのタイミングでチームを離れるのは残念で、すごく悔しいですが、まだオリンピックは続くので、気持ちは一緒に戦い続けたいと思います。ここからさらにタフな試合が続きますが、金メダルという目標に向かって、みんなにはこれまで準備してきたことを最大限に発揮してもらいたいです」とコメントした。
今大会は18人のメンバー以外に、4人のバックアップメンバーの登録が可能。開幕前にけが人などがあった場合は、登録の22人以外から選手を入れ替えることも可能だが、大会に入ってからは22人のなかでやりくりをしなければならない。なでしこジャパンは27日(日本時間28日)の第2戦ブラジル戦以降は21人で戦っていくこととなる。