阪神・村上頌樹、自己ワースト11被安打、5イニングで得点圏のピンチも6回1失点で4勝目

AI要約

村上は粘りの投球で約1カ月ぶりの白星となる今季4勝目を挙げた。

一回にいきなり無死二、三塁を背負ったが、細川、中田、カリステの中軸3人を片付けた。

自身の〝借金〟も3に減らし、後半戦の好スタートを切った。

阪神・村上頌樹、自己ワースト11被安打、5イニングで得点圏のピンチも6回1失点で4勝目

(セ・リーグ、阪神5-1中日、16回戦、阪神9勝5敗2分、26日、甲子園)打たれても打たれても、厳しく攻め続けた。村上は粘りの投球で約1カ月ぶりの白星となる今季4勝目を挙げた。

「再三ピンチを作ってしまいましたが、要所で内角の球もうまく使って粘ることができました」

一回にいきなり無死二、三塁を背負ったが、細川、中田、カリステの中軸3人を片付けた。2―0の三回は細川の打球が左腕を直撃するなど無死満塁とされたが「1点オッケーという気持ちで投げていた」。中田を遊飛に、カリステは投ゴロ併殺に斬り、わずか2球でしのいだ。6回を投げ、自己ワーストタイの11被安打。5イニングで得点圏に走者を背負ったが、1失点で止めた。

「打つ人が打って点を取っていた。元気よく後半戦をスタートできると思う」。自身の〝借金〟も3に減らし、後半戦の好スタートを切った。(須藤佳裕)