【日本ハム】痛恨ドローで今季最長6連勝はお預け 加藤貴之が完封目前9回2死から同点許す 打線は併殺間の1点止まりと援護できず

AI要約

日本ハムは延長12回の末、西武と引き分け。連勝は6でお預けとなり、2位ロッテとの差が1.5に広がった。

試合は加藤貴と渡邉の投げ合いで、両チームが4回まで無得点で進行。日本ハムは5回に先制するも、西武に同点を許し延長戦に突入。

加藤貴は安定した投球で8回まで無失点だったが、9回に同点を許す。延長戦では両チーム無得点で試合終了となった。

【日本ハム】痛恨ドローで今季最長6連勝はお預け 加藤貴之が完封目前9回2死から同点許す 打線は併殺間の1点止まりと援護できず

■プロ野球  日本ハム 1-1 西武 延長12回(26日 エスコンF)

5連勝中の日本ハムは西武と延長12回の末、今季6度目の引き分けで、今季最長の6連勝はお預け。また1ゲーム差で追う2位・ロッテが楽天に勝利したため1.5差に広げられた。

試合は日本ハム・加藤貴、西武・渡邉の投げ合いで4回まで両チーム無得点。打線は5回に先頭の松本剛がセンターへ二塁打、清宮が右前安打で無死一、三塁の好機をつくると、田宮の二ゴロ併殺間に1点を先制。その後は加藤貴が安定した投球で8回まで無失点。

しかし9回2死一、三塁のピンチを招くと、外崎に右前適時打を浴び土壇場で1-1の同点に。延長戦に突入後は12回までリリーフ陣が0でつなぐも、打線が得点奪えず痛恨ドローとなった。

スタメンは1番・水谷、2番ライト・万波、3番サード・郡司、4番DH・レイエス、5番セカンド・石井、6番センター・松本剛、7番ファースト・清宮、8番キャッチャー・田宮、9番ショート・奈良間のオーダーを組んだ。

先発の加藤貴は今季17度目の登板、ここまで4勝6敗、防御率2.32。前回の7月19日ロッテ戦(ZOZOマリン)では8回途中無失点で7試合ぶりの白星を挙げた。

立ち上がりは先頭の源田に投手強襲の内野安打を浴びるも、後続を打ち取り無失点。さらに2、3回も危なげなく西武打線を封じる。

打線は相手先発・渡邉に対し、初回に万波が中前安打も、郡司が遊ゴロ併殺打に倒れる。続く2回、3回も簡単に三者凡退に終わり両チーム3回まで無得点。

加藤貴は4回に、相手クリーンナップを三者凡退に抑えると、打線は4回に先頭の1番・水谷に中前安打、続く万波は相手サードの失策、ワイルドピッチもあり無死二、三塁。しかし郡司が二直、レイエスが二飛、石井が空振り三振とクリーンナップが凡退し痛恨の無得点。

続く5回には、先頭の松本剛がセンター二塁打を放つと、清宮が右前安打で続き無死一、三塁。ここで8番・田宮の二ゴロ併殺打の間に待望の先制点を挙げ1-0。

加藤貴は5回は1死から安打を許すも、犠打失敗のダブルプレーに打ち取り3人で攻撃終了。さらに援護をもらった直後の6回には9番からの相手打線を三者凡退に封じる。

打線は6回に先頭の水谷が左前安打も、後続が凡退し無得点。7回も続投の加藤貴は、3番・野村大を空振り三振、4番・山村を二ゴロで2死。しかしここから蛭間に中前安打、外崎に四球を与え一、二塁となるも、西川を三邪飛に抑える。

8回も続投すると、代打・岸を二ゴロに抑えるなど三者凡退でここまで92球4安打5奪三振1四球無失点。完封勝利をかけて9回もマウンドに上がるも、先頭打者に内野安打、犠打で1死二塁。4番・山村は中飛で2死となるも、蛭間に左前安打、外崎に一、二塁間を破られる右前適時打を許し土壇場で同点に追いつかれ1-1。なおも一、二塁で2番手・池田が西川を空振り三振に抑え勝ち越しは許さず。

9回の攻撃は2番手・ボーに対し、三者凡退に終わり今季17度目の延長戦に突入。10回表は3番手・田中正が安打を許すも、無失点しのぐも、その裏は三者凡退。

11回表には4番手・河野が先頭の野村大に左前安打、犠打もあり1死二塁も後続を退け無失点。11回裏は相手4番手・佐藤隼に対し、田宮、奈良間が連続三振を喫するなど三者凡退。

12回表は5番手・宮西が三者凡退に抑えるも、相手5番手・本田に対し2番・万波からの好打順も得点できずゲームセット。