チェルシー、マレスカ初陣を白星で飾れず…エンクンク&ウゴチュク弾も3部レクサムにドロー

AI要約

チェルシーはレクサムとのプレシーズンマッチで2-2の引き分けに終わった。

新監督マレスカの初陣で、チェルシーは先制するも逆転を許し、最後は追いついて引き分けた。

マッチでは激しい場面もありつつ、チェルシーは新戦力の活躍も見られた。

チェルシー、マレスカ初陣を白星で飾れず…エンクンク&ウゴチュク弾も3部レクサムにドロー

チェルシーがレクサムとのプレシーズンマッチに臨み、2-2の引き分けに終わっている。

昨季、苦戦を強いられるも終盤の5連勝でなんとか6位に滑り込み、UEFAカンファレンスリーグの出場権を獲得したチェルシー。新シーズンに向けては、マウリシオ・ポチェッティーノ前監督に代わり新たにエンツォ・マレスカ監督を招へいした。

そんなマレスカ監督の初陣。スタメンにはGKロベルト・サンチェス、ノニ・マドゥエケ、クリストファー・エンクンクらに加えて、今季フラムから加入したトシン・アダラビオヨ、バルセロナから加入したマルク・ギウが先発に名を連ねた。

試合は開始2分にレクサムのジェームズ・マクレーンから激しめにプレッシャーをかけられたレヴィ・コルウィルが激高し、胸ぐらを掴み合う場面が。スタジアムは一時騒然となったが、両者は落ち着きを取り戻し試合が再開された。

均衡が破れたのは35分、チェルシーは右CKから流れたボールをボックス左手前で拾ったタイリクエ・ジョージがカットインシュート。これがゴール前の相手に当たると、こぼれ球をC・エンクンクがゴール左に蹴り込んだ。

先制したチェルシーは後半開始からウェズレイ・フォファナ、マロ・ギュスト、ラヒーム・スターリングら10名を入れ替えた。

そんな中、レクサムの反撃を受けると58分に失点。ボックス左外のセバスティアン・レヴァンがゴール前にグラウンダーのクロスを送る。走り込んだオリー・パーマーはミートできなかったが、結果的にGKルーカス・バーグストロームが釣りだされる形となり、ファーサイドに流れたボールをルーク・ボルトンに詰められた。

追いつかれたチェルシーはさらに71分、自陣ハーフウェイライン付近でボールを奪われると、1本のパスでボックス左への侵攻を許し、ジャック・マリオットにゴール右へと突き刺された。

3部のレクサム相手に逆転を許したチェルシー。それでも81分、アンジェロ・ガブリエルがボックス右外から中央へパスを送り、最後はチムアンヤ・ウゴチュクがゴール左下に流し込んだ。

その後もチェルシーは攻勢を強めたものの、最後までゴールは生まれず試合終了。マレスカ初陣を2-2のドローで終えている。