なでしこジャパンが勝ち越し許す 世界女王スペイン伝統のパスワークに翻弄され失点

AI要約

パリ五輪サッカー女子の初戦でなでしこジャパンがスペインに1-2で敗れた。

藤野あおばの直接FKで先制するものの、後半にスペインに逆転を許し、結果的に勝ち越しを許してしまった。

DF陣の統制が乱れ、スペインのパスワークとコンビネーションに翻弄された形となった。

なでしこジャパンが勝ち越し許す 世界女王スペイン伝統のパスワークに翻弄され失点

◆パリ五輪サッカー女子 ▽1次リーグ第1戦 日本―スペイン(25日、ボジョワール競技場)

 なでしこジャパンが相手のパスワークに翻弄される形で勝ち越しを許した。

 1―1で迎えた後半29分、左サイドからパスワークで徐々に中央に進入され、最後は右隅を捉えたシュートを決められた。なでしこのDF陣は足を出そうにも出すことができず、スペイン伝統のコンビネーションに屈した。

 前半13分にMF藤野あおばの直接FKで先制するも、9分後に同点弾を献上。3バックに変更した後半も流れを変えられず、DF清水梨紗の負傷退場もあって守備ラインの統制がとれていない中で、勝ち越し点を与えた。