日本製紙石巻・伊藤監督「この経験を生かすも殺すも…」 都市対抗

AI要約

石巻市・日本製紙石巻が都市対抗野球大会で大阪市・NTT西日本に0-9で敗れ、準々決勝進出を逃す。

監督は10投手を起用し、チームの課題を振り返り、来年も都市対抗に挑戦したいと意気込む。

チームは課題を乗り越えて成長し、再び舞台に立つための準備を進める決意を示す。

日本製紙石巻・伊藤監督「この経験を生かすも殺すも…」 都市対抗

 第95回都市対抗野球大会は第7日の25日、東京ドームで2回戦があり、4年ぶり出場の石巻市・日本製紙石巻は大阪市・NTT西日本に0―9で敗れ、第84回大会(13年)以来、11年ぶりの準々決勝進出はならなかった。石巻市・伊藤大造監督の試合後の主なコメントは次の通り。

 ◇石巻市・伊藤大造監督

 (ベンチ入りした全10投手を起用)こういう展開になることは想定していたので序盤からどんどん使った。(今大会は)1勝できたが、いいところも大きな課題もあった。来年も(都市対抗に)来たい。

 攻撃の方で、相手投手のペースを崩すチャンスはあったが、私の勘も悪くて……。できなかったのが悔しいところで、チームの課題でもある。(相手先発の浜崎浩大は)変化球のコントロールも切れも良く、ストレートも刺されてしっかり捉えられなかった。

 (都市対抗で)1勝できた。それもギリギリ勝ったような試合で、今日は大敗した。実際に自分たちで味わった経験を生かすも殺すもね。課題を個人でも克服してチームが強くならないと次はないぞという話を全員にしました。

 こんなにいい舞台で試合をやらせてもらって、やっぱり来年も来たい。ただ、代表権を取るのは簡単ではない。また秋から(練習を)やりたい。