【ハイライト動画あり】日本製紙石巻、KMGホールディングスを最終回に逆転し、11年ぶりの勝利。都市対抗野球大会

AI要約
第95回都市対抗野球大会の日本製紙石巻とKMGホールディングスの試合を要約日本製紙石巻が好リードを獲得し、逆転勝利を収める試合結果と主な投手起用を振り返る
【ハイライト動画あり】日本製紙石巻、KMGホールディングスを最終回に逆転し、11年ぶりの勝利。都市対抗野球大会

「第95回都市対抗野球大会」5日目、第2試合は4年ぶり6回目の出場となる日本製紙石巻(石巻市/東北第2代表)と、7年ぶり4回目の出場となるKMGホールディングス(福岡市/九州第1代表)が対戦した。

ともに150キロ超の豪腕を擁する両チームの対決は、シーソーゲームの展開で1点を争う好試合となった。1回表にKMGホールディングスが4番・三野原愛望のタイムリー3塁打で1点を先制。

対する日本製紙石巻は、KMG先発の最速155キロ右腕・木下里都に対して、2回まで走者を出せなかったが、3回表に先頭打者の佐藤晃一の2塁打でチーム初安打を記録すると、一死2・3塁として小林俊輔のタイムリーで2者が還って逆転。続く、4回表にも佐藤晃のタイムリーで1点を追加し、木下は降板となった。

リードされたKGMは7回裏、この回から登板した日本製紙石巻3番手の佐藤亜蓮を攻めた。二死から三野原がライトフェンス直撃の二塁打を放ち、内野安打と四球で満塁のチャンスをつくると、代わった相内慶佑から仁木敦司が走者一層のタイムリー3塁打を放って逆転した。

ここからKMGが1点リードのまま試合は進んだが、最終回に日本製紙石巻がドラマを作った。代打の小野悠介から宮川将平、石井信次郎の3連打で2点を奪って再逆転。8回から登板した最速152キロ右腕の秋田稜吾が9回裏に一死1・3塁のピンチを招いたが得点は許さず、日本製紙石巻が2013年以来、11年ぶりとなる白星を勝ち取った。

◆試合結果

日本製紙 |0 0 2 1 0 0 0 0 2|5

KMGホール|1 0 0 0 0 0 3 0 0|4

◆投手

・日本製紙 :生長蓮、川合勇気、佐藤亜蓮、相内康佑、星野健太、秋田稜吾

・KMGホール:木下里都、鷲崎淳、村田健