「足が震えている」日本製紙石巻・伊藤監督が初勝利 都市対抗野球

AI要約

石巻市・日本製紙石巻が4年ぶりに都市対抗野球大会に出場し、福岡市・KMGホールディングスに5-4で勝利し初戦突破。監督の伊藤大造は初勝利に喜びを表す。

送りバントやスチールなどの試合展開について言及。選手たちの活躍があったことを強調。

新人バッテリーの起用や補強選手の存在がチームにとって大きな支えとなっている。次戦に向けての意気込みを述べる。

「足が震えている」日本製紙石巻・伊藤監督が初勝利 都市対抗野球

 第95回都市対抗野球大会は第5日の23日、東京ドームで1回戦があり、4年ぶりに出場した石巻市・日本製紙石巻は福岡市・KMGホールディングスに5―4で勝利し、第84回大会(2013年)以来の初戦突破を果たした。石巻市・伊藤大造監督の試合後の主なコメントは次の通り。

 ◇石巻市・伊藤大造監督

 2次予選からこんな試合ばかりで、足が震えている。(今年監督に復帰して初勝利)前回は3年間監督をやらせてもらっていたが、一度も勝てていないので、初勝利で、チームとしても久しぶりの初戦突破なので非常にうれしい。

 送りバントが決まらなかったり、スチール(盗塁)が決まらなかったりうまくいかない部分もあったが、最終的には(九回のバスターエンドランなど)選手たちに助けられた。

 (初戦に新人バッテリーを起用)新人ではあるが、予選から大事な試合を2人で戦い抜いてきてくれたので任せることにした。補強で(七十七銀行の)石井(信次郎)くんが来てくれて投手と捕手を支えてくれているのも大きい。

 たまにはベンチでゆとりを持って試合を見たい気持ちもあるが、次も厳しい戦いになると思う。今日みたいに点を取られてもすぐ追いかけていけるような試合ができればいいと思う。