大谷翔平のドジャース、テーラー負傷に「大きな痛手だ」ロバーツ監督は険しい表情 IL入り示唆、アウトマンが再昇格か

AI要約

ドジャースは5連勝ストップ、大谷翔平は3打席連続三振の無安打。ナ・リーグ西地区首位を独走中だが、けが人続出で心配の声も。

股関節の負傷でクリス・テーラーが負傷交代、ロバーツ監督は慎重な対応を示唆。ロハスやベッツの離脱もあり、アーメドの緊急補強もあって首脳陣は悩みを抱える。

打線は大谷やフリーマン、スミスらがいるため得点力が保たれるが、けが人が戻らない限りアーメドが遊撃に固定される見通し。

大谷翔平のドジャース、テーラー負傷に「大きな痛手だ」ロバーツ監督は険しい表情 IL入り示唆、アウトマンが再昇格か

◇24日(日本時間25日) MLB ドジャース3―8ジャイアンツ(ロサンゼルス)

 ドジャースの連勝は5でストップ。大谷翔平選手のバットからも快音は聞かれず、3打席連続三振など4打数無安打だった。チームは後半戦初黒星となった。

 ナ・リーグ西地区首位を独走しているドジャースとあって、この敗戦が尾を引くことはない。ただ、心配なのはけが人の続出だ。この日、クリス・テーラーが7回に二塁打を放った際の走塁で股関節を痛めて負傷交代。試合後、ロバーツ監督は「股関節は慎重にならないといけない」として、負傷者リスト(IL)に入れることを示唆した。代わりに、アウトマンが再昇格する見通しだ。

 24日は右前腕部の張りを訴えていたベテラン遊撃手のロハスがIL入りしたばかり。穴埋めとして、今月ジャイアンツを戦力外になったベテラン遊撃手のアーメドを緊急補強したが、また1人けが人が出た。

 遊撃手のベッツが左手の骨折で離脱。三塁手のマンシーも脇腹痛が癒えずにまだ復帰できない。ベッツやロハスが戻るまではアーメドが遊撃に固定されるようだ。打線には大谷やフリーマン、スミスらがいるため得点力が一気に落ちることはないだろうが、首脳陣の悩みは尽きない。ロバーツ監督はテイラーのけがに「大きな痛手だ」と険しい表情だった。(写真はAP)