静岡ブルーレヴズの新戦力 シアレ・マヒナ…強みの運動量で「出番が来たらインパクトを与えたい」

AI要約

ラグビーチーム静岡ブルーレヴズが新シーズンに向けて磐田で練習開始。藤井監督は優勝を目指す意気込み。

新外国人選手のシアレ・マヒナが注目。日本との縁があり、運動量が強みを発揮する意欲。

新シーズンの開幕が決まり、神戸と同じカンファレンスになったことで激しい戦いが予想される。

静岡ブルーレヴズの新戦力 シアレ・マヒナ…強みの運動量で「出番が来たらインパクトを与えたい」

 ラグビーのリーグワン1部・静岡ブルーレヴズは22日、磐田・大久保グラウンドで全体練習を開始。2季目を迎える藤井雄一郎監督(55)は「優勝を目指して、体づくりや細かいスキルから徐々にやっていく」と話した。

 新外国人選手は4人で、注目はプロップとフッカーを兼ねる18歳のシアレ・マヒナだ。豪州生まれだが、母は和歌山県出身。7歳上の兄・クイントンは同じリーグワンの神戸、5歳上のネスタは花園でプレーしており、日本に縁があるのだ。

 昨年まで来日したことはなかったが「きれいな国だね」と気に入っている。兄や母からは「自分のベストを尽くせ」と激励されており、「運動量が強み。出番が来たらインパクトを与えたい」と意気込んだ。

 新シーズンは12月21日に開幕。カンファレンスも発表され、レヴズは神戸と同じ組になった。「激しい戦いになる」と、シアレは兄とのピッチ上での再会を見据えた。

(里見 祐司)