「ジブラルタルはスペイン」のチャントでスペイン主将モラタとロドリが処分へ…UEFAが懲戒手続きを開始

AI要約

UEFAがスペイン代表主将モラタとロドリに対する懲戒手続きを開始。

EURO2024優勝セレモニーでの挑発的なチャントが問題化。

モラタとロドリの処分はUEFAの懲戒委員会で決定される。

「ジブラルタルはスペイン」のチャントでスペイン主将モラタとロドリが処分へ…UEFAが懲戒手続きを開始

欧州サッカー連盟(UEFA)は、スペイン代表主将アルバロ・モラタとロドリに対する懲戒手続きを開始した。

今夏に行われたEURO2024の決勝でイングランドを2-1で破って史上最多となる4度目の優勝を飾ったスペイン。しかし、帰国後に行われた優勝セレモニーの中で主将モラタと大会最優秀選手賞に輝いたロドリが「ジブラルタルはスペインだ」とチャントしており、現在これが大きな問題に発展している。

ジブラルタルサッカー協会は、この件についてUEFAに正式に訴えを起こした。声明の中で「スペイン代表のEURO2024優勝セレモニーの中で極めて挑発的で侮辱的なものがあった。フットボールにこのような行為は許されない」と非難した。

これを受け、UEFAはこの度、懲戒規則への抵触の可能性を評価するために調査機関を立ち上げた。さらに、チャントに関わったモラタとロドリは、言動に関する基本的な規則に反したこと、スポーツイベントを非スポーツ的な表現に利用したこと、スポーツとしてのフットボールと特にUEFAの評判を落としたことで今後処分を受けることになる。

なお、モラタとロドリへの正式な処分は今後、UEFAの規律倫理懲戒委員会によって決定する。