ドイツのジョーカーFWフュルクルクめぐる獲得レースにアトレティコも参戦 モラタの後釜か

AI要約

EURO2024で2ゴールを決めたドイツ代表FWフュルクルクの去就に注目が集まる。

ミランがフュルクルクの獲得を検討していたが、モラタ獲得により可能性は低い。

アトレティコがフュルクルク獲得を検討しており、ドルトムントも移籍を容認する可能性がある。

ドイツのジョーカーFWフュルクルクめぐる獲得レースにアトレティコも参戦 モラタの後釜か

今夏のEURO2024で2ゴールを記録したドイツ代表FWニクラス・フュルクルクの去就に注目が集まっている。

長身を活かしたポストプレイと高い決定力を武器にするこの生粋のセンターフォワードは、代表チームでは存在感を高めている一方で、所属先のボルシア・ドルトムントが新戦力として昨季ブンデスリーガで28ゴールを記録したギニア代表FWセール・ギラシをシュツットガルトから獲得したことで移籍の可能性が取り沙汰されている。

既にイタリアのACミランがフュルクルクの獲得に興味をしめしているとも現地では報じられていた。しかし、同クラブは19日(現地時間)にアトレティコ・マドリードからスペイン代表FWアルバロ・モラタを獲得したと発表。このことから、同じセンターフォーワードのポジションを主戦場にするフュルクルクのミラン入りの可能性はほぼなくなったと見られている。

こうした中スペイン紙『AS』は、モラタを放出したアトレティコがミランに代わってフュルクルクの獲得を検討していると伝えている。同クラブは、ミランがドルトムントに提示していた移籍金の倍にあたる3000万ユーロ(約51億円)を支払う用意があり、ドルトムントも今後の交渉次第でフュルクルクの移籍を容認する可能性があるとも同紙は報じている。

2022-23シーズンにブンデスリーガで16ゴールをマークして得点王に輝いたことが評価されて昨年夏にブレーメンからドルトムントへのキャリアアップを果たしたフュルクルクだが、それからわずか1年あまりで再び移籍を決断することになるのだろうか。