【球宴】11年目初出場のロッテ・岡が初打席初本塁打 ”日本ハム勢”で固めたスタメンに一塁で先発

AI要約

ロッテ・岡大海外野手がプロ11年目でのオールスターゲーム初出場で初打席本塁打をマーク

岡大海は18年にロッテにトレードされた古巣・日本ハムのOBとして全セの先発メンバーに名を連ねる

岡大海は試合前のイベントに感謝し、謙虚な姿勢を見せながら、対戦相手に対する楽しみを口にしない姿勢を示す

 ◇マイナビオールスターゲーム2024第1戦 全パ ― 全セ(2024年7月23日 エスコンF)

 プロ11年目でオールスターゲーム初出場となったロッテ・岡大海外野手(33)が初打席で本塁打をマークした。

 全パの「9番・一塁」で先発出場。18年7月にロッテへトレードされるまでプレーした古巣のOBとして、日本ハム”関係者”で固められたスタメンに名を連ねた。0―9と大量リードされて迎えた2回裏、全セの先発、阪神・才木浩人投手(25)の初球を一塁後方へ打ち上げたが、二塁手のDeNA・牧秀悟(26)がグラブに収めかけながら落球して命拾い。外角直球を逆らわずに叩くと、ライナーで右翼ブルペンに飛び込む反撃弾となった。

 試合前の取材では、ファンの前を練り歩いたブルーカーペットショーについて「なかなか、ああいう機会はないんで。いい思い出になりました」と感想を述べ、古巣の日本ハムファンも手を振っていたと指摘されると「そうですね。声をかけていただいて凄くうれしいですし、感謝の気持ちですね」と話した。

 「本当にみんな凄いピッチャーばかりなんで。誰とでも楽しみにしてます」と対戦希望は口にしなかったが、一塁での先発に関しては「「僕自身あんまりファーストをやってないんで。ピッチャーに迷惑をかけないようにだけ、とは一番思います」と謙虚に答えた。日本ハム時代に同僚もいるほか、「投手の山崎とかは大学でも一緒にやってましたし、そういう部分では凄く懐かしい」と顔をほころばせた。