【阪神】岡田彰布監督、一皮むけてほしい選手は「野手全員ですね」前半戦を総括

AI要約

阪神岡田彰布監督(66)が、前半戦を総括し、投手陣の踏ん張りを称賛。

打線には多くの期待をかけ、後半戦への奮起を期待している。

特に才木浩人投手(25)の活躍を高く評価しており、チーム全体の奮起を求めている。

高橋、佐藤蓮、川原の支配下登録にはまだ期待を掛けておらず、徐々にチャンスを与える考え。

後半戦に向けては野手全員によるチームの奮起が必要と考えている。

岡田監督は大混戦の中でチームを引っ張る必要はなく、8月9月の野手の奮起で勝ち取っていくとの意気込みを示す。

【阪神】岡田彰布監督、一皮むけてほしい選手は「野手全員ですね」前半戦を総括

 阪神岡田彰布監督(66)が21日、43勝42敗5分けの4位で折り返したリーグ前半戦を総括した。

 前半戦で最も評価する選手には、8勝を挙げ防御率1・20とフル回転した才木浩人投手(25)の名前を挙げた。勝負の後半戦へ、一皮むけてほしい選手を問われると「野手全員ですね」と即答した。

 阪神岡田監督の一問一答は以下の通り

 -前半戦を終えて、現在のチーム状況をどのように捉えている

 どのようにていうか、(21日試合前時点)今ちょうど0になって、貯金が。まあでも、どうですかねえ。それを、よくやったというのか、物足りなかったというのか。そのへんはちょっと、自分の判断では分からないですね。今はね。

 -投手陣が前半戦は踏ん張った

 才木がね、一番中心になって。みんな防御率いいんだけどね。なかなか、村上にしてもね、勝ち星が増えないというのもあって。そのへんは、打線との兼ね合いなんで、しょうがない部分があるんですけど。ブルペン陣を含めてね、よくやったというか、よく踏ん張った前半戦だと思いますね。投手陣に関しては。

 -打線についてはどう受け止めているか

 いやいや、どのようにってもう見ての通りですよ。もうそれは誰1人として満足のいく前半戦じゃなかったと思うし、これはもう後半戦に向けての奮起ですよね。

 -才木の名前が先ほど挙がったが、前半戦、最も頑張ったと評価する選手は

 それはもう才木1人ですね。はっきり言って。頑張っているけど勝ち星が増えない投手もいてるんですけど、勝ち星と防御率、いろんな面で一番頑張ったのは、やっぱり才木になると思いますね。

 -前日20日に高橋、佐藤蓮、川原の3人が支配下登録された。3人への期待は

 いやいや、まだまだね、すぐっていうわけじゃないと思うんですけどね、高橋に関しては手術明けでね、だから去年からほとんどピッチング姿を見てないし、はっきり言うて、これは徐々にね、間隔を空けてっていう話なんで、2軍の方で投げてね、それで判断したいと思いますね。あとの2人はファームでも今年ね、前半で30試合くらい中継ぎとかで投げて、2軍の評価というかね、推薦で、それで支配下はオッケーしましたけど。

 -後半戦に向けて、もう一皮むけてほしいと思っている選手は

 いやいや、それは全員でしょ。それは野手全員ですね。まあ残りね、50いくつ(試合)あるんで、まあどうですかねえ、うーん…。まあねえ(後半)甲子園から始まりますけどね、そのへんで後半に向けては、甲子園6試合あるんで、なんか流れに乗るっていうか、そういうゲームをすればね、ずーっと言ってる8月9月が勝負になってくると思うんで、そのへんで勝負の年になると思いますね。

 -開幕前から混戦だと予想していたが、まさに大混戦の中でここから一つ抜け出すために監督が必要だと思っていることは

 いやいやそれはもう、8月9月のね、どっちか言うと野手の奮起でね、勝ち取っていくというかね。まあでも、2月からこんなの想定してるんで、しのいでしのいで前半来たけど、まあ別に、自分の心の中ではね、なんとも思ってないですよ、はっきり言うて。

 -あらためて、後半戦に向けての意気込みを

 いやいや、もうね、こういう混戦ね、混戦のおかげって言うたらまずいんですけど、違うんですけど、タイガースのチームとしては、本当にいい状態というか、そういう時期もなかったしね。

 先ほど言った、ピッチャー陣の頑張りでなんとかしのいできたという前半だったんで、これはもうチームとして、やっぱり打線の奮起と、ピッチャー陣を助けてやってチームとして勝っていかないといけないので。その変はまあ、勝負どころというのはみんな当然分かってると思うので。そういう意味では、楽しみは楽しみですけど。

 -オールスターについては

 いや、まだ全然何にも考えてないんですけどね。前日までに打順とか言ってたけど、まだそんな打順も全然決めてない。今日のゲームが終わったら考えようかなと思ってます。