【オールスター】阪神才木浩人が秘める“ドS作戦”第1球は秘密?第1戦先発後は翌週巨人戦へ

AI要約

阪神才木浩人投手がマイナビオールスターゲーム2024で全セ先発を務め、快投でG倒にはずみをつける。

才木は球宴への意気込みを語り、楽しんで投げられることを願い、仰天プランも明かす。

後半開幕戦に向けて準備を進める才木は、中日戦での出場が期待されており、親も駆けつけるお祭りゲームに注目が集まる。

【オールスター】阪神才木浩人が秘める“ドS作戦”第1球は秘密?第1戦先発後は翌週巨人戦へ

<マイナビオールスターゲーム2024:全セ-全パ>

 23日の球宴第1戦で全セの先発を務める阪神才木浩人投手(25)が、快投でG倒にはずみをつける。DeNA山本とのバッテリーで2イニングを予定。リーグ戦再開後は、甲子園100周年のメモリアルカードとなる30日からの伝統の一戦に先発することが確実で、夢舞台を打倒巨人の試運転にする。

 初出場の球宴への意気込みは「普通に“ぺぺっ”てやって終わりかな」とにんまり。すぐに「ダメ? “ぺぺっ”はダメ?」と訂正したが、前半戦のフル回転を踏まえ、球数は“ペペっと”省エネでパの強打者たちを料理したいプランを描いているようす。「楽しんで投げられたら」とも話し、満喫の2回ぴしゃりが理想形だ。

 仰天プランも用意する。「1球目? カーブか真っすぐの2択で悩んでいます。キャッチャーにも言わずに決めようかな」とにやり。捕手にも秘密の第1球を投じるのか。150キロ超の直球と110キロ台のカーブは球速差が大きい。カーブなら「とことん山なりのボールで」と遊び心も満載だ。捕手はカーブを待ちながら剛速球にも対応が必要になる。「山本君なので『頑張って捕って』って言っておきます(笑い)」と“ドS”な一面ものぞかせた。

 北海道で手応えを深めていざ、勝負の8月9月へ。後半開幕戦となる26日の中日戦(甲子園)は、村上の先発が有力。才木はこれまでと同じく週の前半に向かう予定で、甲子園100周年イベントがある30日からの伝統の一戦が濃厚だ。両親も駆けつける予定のお祭りゲームで、虎の勝ち頭が存在感を出す。【中野椋】