ド軍、10月に勝てる陣容を組めるか…パクストン「事実上の戦力外」で先発再編成へ

AI要約

ドジャースは開幕からローテーションを守っていたジェームズ・パクストンを戦力外とし、新人投手を40人枠に加えた。

ロバーツ監督は難しい決断だったと語り、先発陣に復帰が見込まれる選手が続々と戻ってくる状況を説明した。

ドジャースはトレード期限まで10日を切り、先発投手や打者の補強を目指していると報じられており、プレーオフを見据えた布陣を整える準備を進めている。

ド軍、10月に勝てる陣容を組めるか…パクストン「事実上の戦力外」で先発再編成へ

 ドジャースは22日、先発左腕で開幕からローテーションを守っていたジェームズ・パクストン(35)をメジャーでの出場を前提とする40人枠から外してDFA(事実上の戦力外)とした。前日に先発して今季8勝目(2敗)を挙げたが、防御率4.43と投球が安定しなかった。1年契約のベテランに見切りをつけ、この日メジャーデビューするリバー・ライアン投手を40人枠に加えた。

 ロバーツ監督は「つらい決断だった。怪我から戻ってくる選手、見てみたい選手を考え、難しい決断をするしかなかった」と語った。今後、先発陣は昨年左肩を手術して出遅れていたカーショー、腰の張りで負傷者リストに入っているグラスノーがジャイアンツとの4連戦中に戦列に戻る予定で、また新たにロスターの動きがあるはずだ。

 他に不調で調整中のビューラーとミラー、リハビリ中の山本由伸と先発陣が続々と復帰してくる見通し。さらに、ドジャースはプレーオフを任せることができるトップクラスの先発を探していると言われる。首脳陣は単年契約で球速がなかなか上がらなかったパクストンの居場所は今後ないと判断したようだ。

 トレード期限の7月30日まであと10日を切った。ドジャースは、プレーオフを任せられる先発投手、打てる外野手の補強を狙っているとの見方が多い。「10月」で勝てる陣容を組むことができるか。