美ノ海、4年ぶり対戦の千代翔馬下し2敗守る 鳥取城北高の同窓・照ノ富士との優勝争いに「明日負けたら終わりです」と謙虚【大相撲名古屋場所】

AI要約

美ノ海が千代翔馬を下手投げで下して2敗を守り、照ノ富士に2差で追いつく

美ノ海は優勝争いには無関心で、謙虚な姿勢を見せる

高校の同級生である照ノ富士との優勝争いにはまだ乗り気ではない

美ノ海、4年ぶり対戦の千代翔馬下し2敗守る 鳥取城北高の同窓・照ノ富士との優勝争いに「明日負けたら終わりです」と謙虚【大相撲名古屋場所】

◇22日 大相撲名古屋場所9日目(ドルフィンズアリーナ)

 平幕の美ノ海(31)=木瀬=が十両で対戦して以来、4年ぶりの顔合わせとなった千代翔馬を下手投げで下し、2敗を守った。

 「立ち合いは0点なので。あとは我慢して取れたかなと思います」と粘りの相撲で全勝の照ノ富士を2差で追う。

 ただ、美ノ海に優勝争いに加わっているという意識はない。「関係ないです。(横綱は)負けないんじゃないですか。僕が連勝でむこうが2敗なら考えますけどね。強い方が連勝なので」と笑って受け流した。

 美ノ海は照ノ富士と同じ鳥取城北高出身。照ノ富士がプロ入りするまで8カ月ほど高校で一緒に生活した仲だ。

 同じ高校出身で優勝争いをしている心境を聞かれると、「まだ争えてないです、全然。明日負けたら終わりです」とあくまで謙虚。「チャンスが来れば頑張りたいと思っているけど、今場所は無理かも」と優勝争いの話題にはまだ乗ってこなかった。