スケボー日本代表の五輪事前合宿地、オーナーは元仏代表コーチ「選んでくれてうれしい」

AI要約

パリ五輪に臨むスケートボードストリートの日本代表が練習を公開。交通の便が良く、屋内と屋外の練習場を備えたスケート場での調整が行われた。

日本代表の選手たちはリラックスした表情でのびのびと練習に励み、監督や地元オーナーも応援。コンコルド広場での試合を控え、全選手の活躍が期待されている。

フランスと日本の両代表を応援するスケート場オーナーのコメントも登場し、スケートの国際交流を象徴する様子が描かれた。

スケボー日本代表の五輪事前合宿地、オーナーは元仏代表コーチ「選んでくれてうれしい」

パリ五輪に臨むスケートボードストリートの日本代表が21日に練習を公開した場所は、パリ中心部から1時間ほどのスケート場「Cosanostra Skatepark」。のどかな風景に囲まれ、屋内のストリートの練習場と屋外のパークの練習場がある。ストリート女子の代表3選手は、リラックスした表情で、のびのびと調整に励んだ。

日本代表の西川隆監督によると、「なるべく(パリから)近く、気候も良く、(2種目)両方できる」場所を探していたところ、同スケート場に白羽の矢が立ったという。入り口には「日本のスケートボードチームへ ようこそ」と日本語で書かれたボードが掲げられていた。

スケート場のオーナーのマチアス・トメールさん(51)は、2017~22年にフランス代表のコーチを務めており、21年の東京五輪でも来日。強豪の日本代表が合宿をすることに、「自慢というか、選んでくれて、本当にうれしい」と頰を緩めた。

ストリートはパリ中心部のコンコルド広場で27日に男子、28日に女子が行われる。フランスと日本のどちらを応援したいか問われたトメールさんは「全ての国を応援するよ。とにかくスケートは、みんなでやっていくことが一番」と、全選手の活躍を願った。(久保まりな)