【体操】橋本大輝、女子の代表辞退問題も「僕らができることは演技する事。目の前のことに集中」

AI要約

体操のパリ五輪日本代表が21日、公式練習に参加し、団体総合で金メダルを目指す男子が器具の感触を確かめた。

水鳥寿思強化本部長は、飲酒や喫煙を認めた選手の問題に対し行動規範を確認するよう全選手に指示した。

個人総合2連覇候補の橋本大輝は「演技に集中したい」とコメント。男子は27日、女子は28日に予選が行われる。

 体操のパリ五輪日本代表が21日、パリ郊外で公式練習に参加し、団体総合で2大会ぶりの金メダルを目指す男子が器具の感触を確かめた。

 水鳥寿思両強化本部長(43)は、女子の宮田笙子が飲酒、喫煙を認めて代表辞退した問題を受け、行動規範に違反する行為がない事を男女全選手に確認し「本当に些細なことでも気を付けていかなきゃいけない。『しっかり無事に試合ができるようにみんなで気を付けていきましょう』と伝えました」と明かした。

 SNSでの誹謗(ひぼう)中傷などが男子にも広がる可能性もある。「男子は引っ張られている印象はないですが(SNSの)ブロックの仕方などは適宜共有していきたい」と思案した。

 エースで個人総合2連覇がかかる橋本大輝(22=セントラルスポーツ)は「僕らができることは演技をする事。目の前のことに集中していきたい」と語った。女子の4選手も調整。男子は27日、女子は28日に予選が行われる。