大谷翔平、“シフト”切り裂く驚速181・3キロの二塁打 サードの頭上抜け、あっという間にフェンスに到達

AI要約

20日、ドジャース対レッドソックスの試合で大谷翔平選手が5試合連続安打を記録。2回の打席はヒット以外の結果だったが、6回の第3打席で驚速の二塁打を放ち、1点を追う状況を盛り上げた。

大谷の二塁打は、ベロのスライダーをはじき返し、シフトを超えて左中間を破るほどのパワーとスピードを見せた。打球速度は約181.3キロに達し、二塁到達までの展開は迫力満点だった。

その後、大谷は俊足を活かし相手チームを翻弄。二塁でのけん制死を乗り越え、走者をホームにつなぐ活躍を見せ、試合の流れを一気に変えた。

大谷翔平、“シフト”切り裂く驚速181・3キロの二塁打 サードの頭上抜け、あっという間にフェンスに到達

◇20日(日本時間21日) ドジャース―レッドソックス(ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平選手が「1番・DH」で出場し、1点を追う6回先頭での第3打席で5試合連続安打となる二塁打を放った。1回先頭での第1打席は一ゴロ、3回1死での第2打席は三邪飛だった。

 驚速の二塁打だった。2ボール1ストライクからの3球目、相手先発ベロのスライダーをはじき返した鋭い打球は“大谷シフト”で本来は遊撃手の位置を守っていた三塁手の頭上を過ぎると、あっという間に左中間を突破。大谷は余裕で二塁に到達した。打球速度は112・7マイル(約181・3キロ)だった。

 大谷はその後、二塁でけん制死になりそうな場面はあったが、1死一、二塁からT・ヘルナンデスの右前適時打で俊足を飛ばして一気に生還。同点の本塁を踏んだ。ドジャースはさらにパヘスの中犠飛で勝ち越しに成功した。