【ハイライト動画あり】開幕戦、前回王者のトヨタ自動車がサヨナラ勝ちで沖縄電力に勝利。都市対抗野球大会

AI要約

トヨタ自動車と沖縄電力の投手戦での開幕戦の様子を紹介。

両チームが譲らぬ投手戦を展開し、得点の機会を逃す展開となる。

劇的な結末でトヨタ自動車がサヨナラ勝利を飾る。

【ハイライト動画あり】開幕戦、前回王者のトヨタ自動車がサヨナラ勝ちで沖縄電力に勝利。都市対抗野球大会

「第95回都市対抗野球大会」が7月19日(金)に開幕。ナイターでの1試合のみが行われた初日は、10年連続26回目で前回優勝のトヨタ自動車(豊田市/推薦)が、10年ぶり5回目出場の沖縄電力(浦添市/九州第2代表)と対戦した。

トヨタ自動車が前回大会で橋戸賞を受賞した嘉陽宗一郎、沖縄電力が5年目の右腕・當山昇平の両先発で始まった開幕戦は、両チーム一歩も譲らぬ投手戦となった。沖縄電力は5回表に先頭の平良大吾がレフトへ2塁打を放って初めて得点圏に走者を進めたが、続く金城長靖の送りバントが捕邪飛となり、走者を進めることができず先制機を逃した。

トヨタ自動車は初回から毎回走者を出すも決定打が出ず、5回裏も二死から連続四球で1・2塁としたが、沖縄電力が片山雄貴への継投で得点を許さなかった。その後は両チームともチャンスらしいチャンスがなく、0-0のまま9回を迎えた。

沖縄県勢の悲願である大会初勝利を目指す沖縄電力は、9回表に二死から田場亮平と宮國汰都の連打で1・3塁として嘉陽宗一郎を降板させた。代わった40歳のベテラン・佐竹功年から平良大吾が四球を選んで満塁としたが、金城長靖がファーストゴロに倒れた。

ピンチをしのいだトヨタ自動車は9回裏、一死から多木裕史が相手失策で出塁。続く代打の熊田任洋が四球の後、高祖健輔がライト戦を破るサヨナラタイムリー2塁打を放ち、連覇を目指す前回王者が劇的勝利で好スタートを切った。

◆試合結果沖縄電力|0 0 0 0 0 0 0 0 0 |0トヨタ自|0 0 0 0 0 0 0 0 1X|1◆投手・沖縄電力:當山昇平、片山雄貴・トヨタ自:嘉陽宗一郎、佐竹功年

文:大久保泰伸