昨年準Vのヤマハが1回戦敗退「自分の力が足りない」と指揮官もガックリ

AI要約

ヤマハは明治安田に11-1で負け、申原監督は自チームの力不足を認める

佐藤投手の粘投も及ばず、九谷投手の乱調で逆転を許す

ヤマハは初戦で8回コールド負け、選手たちは悔しさをにじませる

昨年準Vのヤマハが1回戦敗退「自分の力が足りない」と指揮官もガックリ

◆社会人野球◇第95回都市対抗野球大会第2戦 ▽1回戦 明治安田11―1ヤマハ(20日、東京ドーム)

 昨年大会準優勝のヤマハ(浜松市)は、1回戦で明治安田(東京都)に1―11で8回コールド負け。敗れたヤマハの申原直樹監督は「初戦は難しい。分かっていたことなんですけどね。もっと選手に、普段通りの力を発揮させることができたら。自分の力が足りない」と絞り出すように語った。

 試合は2回、ヤマハが1点を先制。先発した佐藤廉投手は5回に1点を返され同点に追い付かれたが、6回1失点の粘投を見せた。

 しかし1―1で迎えた7回に2番手の九谷青孝投手が、2点を献上し勝ち越しを許した。

 5点を追う8回には、5番手の近藤卓也投手が相手の5番・中川智裕内野手に左翼席へ満塁弾を被弾するなど、7回に続いて5点を献上。1―11で8回コールド負けとなった。久谷は「他のチームからも『優勝候補』と言われていましたが、追う立場でやろうと思っていました。ここまでボコボコにされたのは初めて。悔しいですね」と目を真っ赤にしていた。