【巨人】戸郷翔征が7回1失点も一発に泣き首位陥落「今日の敗因は僕」

AI要約

巨人は中日戦で0-1で敗れ、連勝が2で止まり首位陥落した。戸郷は好投したものの、中日の高橋宏との投げ合いに敗れ、今季5敗目を喫した。

戸郷は一発に泣かされ、2回にソロ本塁打を許しました。その後も粘りの投球で追加点を許さず、7回に110球を投げて降板しました。

阿部監督が戸郷をかばったものの、戸郷自身は敗因を自身に求め、高橋宏の投球も評価。悔しさをにじませつつ、後半戦に臨む意気込みを示しました。

【巨人】戸郷翔征が7回1失点も一発に泣き首位陥落「今日の敗因は僕」

 巨人は19日の中日戦(バンテリン)に0―1で零封負け。連勝は2で止まり、広島が勝利したため首位陥落となった。先発の戸郷は7回1失点と好投したものの、2学年下の中日・高橋宏との投げ合いに敗れ、今季5敗目を喫した。

 一発に泣いた。戸郷が許したのは2回の1点のみ。無死走者なしから5番・細川に高めの直球を捉えられ、ソロ本塁打で先制を許した。その後は粘りの投球で追加点を許さず。8回に代打を出され、7回110球6安打1失点で降板となった。

 本来なら先発として十分な役割を果たしたと言える内容だが、この日の相手先発は高橋宏。規定投球回未到達ながら試合前時点で防御率0・58と驚異的な数字を残す21歳右腕の前に1点が重くのしかかった。

 試合後、阿部監督は「悪いながらに粘った」と右腕をかばったが、戸郷は「あそこ(2回)の一発が今日の負けなので。今日の敗因は僕かなと思います」と悔しさをにじませた。さらに「(高橋)宏斗もすごくいい投球をしていた。それに負けじと思って入りましたけど、ああいう1点というのが大きく勝敗に関わるカード。今日は必ず勝たないといけないところでしたけど、本当に申し訳ないと思います」と肩を落とした。

「試合をつくったとしても、チームが負けてしまったら意味がないです。そこの責任というのは、先発としてはもっと感じながら投げないといけない」とチームを引っ張る立場として語った若きエース。この悔しさを糧に、後半戦に臨む。