「打ちやすさは全然ない」けど対戦打率.438の「才木キラー」が巨人の連敗ストップに貢献

AI要約

大城卓が「才木キラー」として勝利に貢献する適時二塁打を放ち、初回に巨人が先制する。3回にはマルチ安打を記録し、攻守で奮闘している様子が描かれる。

大城は才木投手との対戦で常に緊張し、打つ際に積極的に行動することを意識している。一塁守備も緊張感を持ちながら取り組んでいる。

「打ちやすさは全然ない」けど対戦打率.438の「才木キラー」が巨人の連敗ストップに貢献

◆JERA セ・リーグ 巨人2―1阪神(16日・東京ドーム)

 「才木キラー」が勝利につながる一打を放った。大城卓は二塁に到達すると、一塁ベンチの仲間へ向けて両手を上げた。先制直後の初回1死一、二塁。1ストライクから才木の高め149キロ直球に反応すると、打球は三塁線を破る適時二塁打となった。「いい投手だったので、積極的にと思って。ファウルにならずにフェアに入ってくれて、自分でもちょっとびっくりな一打でした」と柔和な笑みを浮かべた。

 3回には左前打を放っており、7試合ぶりのマルチ安打。才木とは昨年から16打数7安打で打率4割3分8厘と好数字を残している。「打ちやすさは全然ないですね。先に仕掛けていかないとダメだと思うので、才木投手と対戦するときは常にそこを意識しながらやっています」。6月23日から就いている一塁守備は「常に緊張しています」と言うが、まだまだ攻守で奮闘の跡を刻み続ける。