【ボートレース】浜田亜理沙が地元初優勝を目指す…戸田ヴィーナスシリーズ20日開幕

AI要約

浜田亜理沙は今年も安定した走りを見せており、地元での初優勝を目指す。

埼玉勢には清埜翔子、大豆生田蒼、前田紗希らが初の地元Vに挑む。

広中智紗衣、魚谷香織、刑部亜里紗らも優勝候補として注目されている。

【ボートレース】浜田亜理沙が地元初優勝を目指す…戸田ヴィーナスシリーズ20日開幕

 ボートレース戸田で「ヴィーナスシリーズ第9戦」が20日から6日間の日程で行われる。

 浜田亜理沙は昨年のクイーンズクライマックスでG1初優勝して女子トップクラスの仲間入りした。今年は優勝こそ3月下旬の津(昨年度ヴィーナスシリーズ第24戦)だけだが、賞金ランク女子2位が示すように、安定感ある走りを続けている。また、3月に戸田で開催されたボートレースクラシックでSG初出場して初勝利を挙げると、5月のSGボートレースオールスター(多摩川)では準優勝戦に進出した(4着)。その旋回力はSGでも通用している。格上の力を発揮して地元での初優勝を目指す。

 埼玉勢は他に、賞金ランク13位の清埜翔子、24年後期にA1級に初昇格した大豆生田蒼、6月に住之江オールレディースで約2年ぶりに優勝した前田紗希も初の地元Vに挑む。

 長嶋万記はわずかに勝率が足りず、A2級に降格したが、地力は確かだ。賞金ランクは17位で、反撃ののろしを上げて、プレミアムG1レディースチャンピオン(福岡)に臨みたい。

 今大会はA1級が少なく、浜田、大豆生田以外では広中智紗衣と魚谷香織だけだ。広中は3月の津(ダブル優勝戦)で約2年ぶりに優勝した。魚谷は2回のレディースオールスター(2月・びわこ、5月・宮島)を含めて、女子戦では準優勝戦を外していない。

 5月のレディースオールスターで準Vだった実森美祐、6月の三国ヴィーナスシリーズ第6戦で、デビュー初優勝こそ逃した(4着)が、優勝戦1号艇になった刑部亜里紗も有力なV候補だ。