西武・武内夏暉が夏男宣言 「夏は体の切れが良くなるので調子が上がる」ソフトバンクに2勝、防御率0.38の左腕が19日に4度目対決

AI要約

西武の武内夏暉投手(22)が、夏場の好投を誓い、ソフトバンク戦に向けて準備を進めている。

夏場は体の切れが良くなると語る武内投手は、23歳の誕生日を控え、常に淡々とした姿勢で投球に臨んでいる。

プロ初黒星を喫し、その後プロ初勝利を挙げた経験から、1学年上の選手に刺激を受け、自身も夏に勝利を収める意気込みを見せている。

西武・武内夏暉が夏男宣言 「夏は体の切れが良くなるので調子が上がる」ソフトバンクに2勝、防御率0.38の左腕が19日に4度目対決

 西武の武内夏暉投手(22)が18日、得意としている夏場の白星量産を誓った。21日に23歳の誕生日を迎えるドラフト1位左腕は、19日のソフトバンク戦(ベルーナドーム)で先発。前半戦の最終登板を前に、酷暑の中での好投を約束した。

 「夏は体の切れが良くなるので、調子が上がります。(22歳最後の登板は)あまり意識しないで、いつもと変わらずに淡々と投げたい」。今季は開幕5連勝を飾り、ソフトバンクからは2勝。首位を独走するライバルの「天敵」となっている。

 ソフトバンク戦は全3試合で8回を投げ、失点は0、1、0。対戦防御率は0.38と内容も出色だ。「(カウントで)投手が有利な状況をつくっているのがいい結果に表れている。強力打線ですが、逃げないような投球をしたい」と意気込む。

 12日の楽天戦でプロ初黒星を喫した左腕は、17日のオリックス戦でプロ初勝利を完封で飾った1学年上の青山美夏人に刺激を受けた。誕生月が同じで名前に「夏」が入る共通点もあり、「(7月19日生まれの青山とは)誕生日も2日しか違わない。自分も夏に勝ちたい」と笑う。

 18日はベルーナドームのマウンドで軽めの投球練習を行うなどして最終調整。練習後には報道陣から自身の投球フォームが描かれた誕生ケーキを贈られた。「こんなケーキは初めて。22歳として1年間やってきたことをぶつける」と闘志を燃やした。(安田栄治)