「野球が人生の役に立ったらいいな」 豊岡のラストミーティング

AI要約

豊岡は兵庫大会での試合に敗れ、五十嵐監督は3年生選手に感謝を述べるとともに、新たなスタートへの切り替えを促す言葉を送った。

監督は野球を通じての成長や人生への影響について考え、選手たちに自らの夢に向かって歩み始める姿勢を示唆した。

そして、監督は試合や練習の中で過ごした時間が有意義であるようにと願いを述べ、選手たちのこれからの人生に幸せが訪れることを祈った。

「野球が人生の役に立ったらいいな」 豊岡のラストミーティング

 第106回全国高校野球選手権地方大会が各地で開催されています。試合後、各球場をあとにしたチームのミーティングから、監督や選手らの言葉を紹介します。今回は兵庫大会に出場した豊岡です。

(18日、第106回全国高校野球選手権兵庫大会4回戦 豊岡1―6滝川二)

 ■豊岡・五十嵐久人監督

 今日は、やれることをやれたかなと思う。それでもだめだった。先生は悔しいです。3年生の皆さんはお疲れ様でした。3年間、いろいろあったけど、一緒に駆け抜けたことは幸せでした。

 いいことや、悪いこともあったな。3年生は、ここから違うスタートになる。今日から切り替えて、一歩ずつ、自分の夢に向かって歩み始めてほしいです。

 野球を通じて、何を得られるか。人生の何の役に立つのか。先生には、分かりません。役に立ったらいいなと思うけど。いつか役に立つ時間だった。価値のある時間だったとみんなが言えるように、過ごしてくれるのが一番だと思います。(森直由)