カル・クラッチロー、ワイルドカード参戦予定だったMotoGPイギリスGPを手の怪我で欠場

AI要約

ヤマハのMotoGPテストライダーであるカル・クラッチローが手の怪我のためにイギリスGPのワイルドカード参戦を欠場することが発表された。

クラッチローは2020年のフル参戦引退後、ヤマハのテストライダーを務め、今季3回のワイルドカード参戦予定だったが、手の怪我で出場できない状況にある。

代わりにレミー・ガードナーがイギリスGPにワイルドカード参戦することが決定し、アレックス・リンスの怪我もサマーブレイク明けまでには回復する見込みだという。

 ヤマハは、ワイルドカードでMotoGPイギリスGP(8月4日決勝)に出場予定だったテストライダーのカル・クラッチローが手の怪我により、欠場すると発表した。

 2020年いっぱいでMotoGPフル参戦から引退したクラッチローは、それ以来ヤマハのテストライダーを務めており、今季は3回のワイルドカード参戦を予定。イギリスGPはそのうちのひとつだった。

 クラッチローは先月ムジェロで開催されたイタリアGPに出場する予定だったが、右手痛のため中止。その後、治療のため手術を受けていた。

 ヤマハは7月15日、38歳のクラッチローがイギリスGPにも出場しないことを発表した。

「カル・クラッチローは手の負傷のため、残念ながらイギリスGPにワイルドカードで出場できないことを発表する」

 なお、クラッチローの代役としてレミー・ガードナーがイギリスGPにワイルドカード参戦する。ガードナーはサマーブレイク前最後のレースに、アレックス・リンスの代役として参戦していた。

 リンスはオランダGPでの転倒の後、右手首を骨折してしまい手術を受けていたが、ヤマハによれば、サマーブレイク明けのイギリスGPまでには完治する見込みだという。

 現在、ヤマハからスーパーバイク世界選手権(WSBK)を戦っており、ドイツGPではヤマハのレギュラーであるファビオ・クアルタラロから30秒以上遅れての19位でレースを終えている。