大谷翔平とイチローどっちがすごい? 石橋貴明「イチローは内野安打で打率が上がっていた」

AI要約

ナ・リーグトップの29本塁打で2年連続の本塁打王に向けて快走するドジャース・大谷翔平(30)は117安打と安打数でも2位につけ、自身初の200安打達成も狙える位置にある。

イチロー氏はMLBルーキーイヤーの2001年から10年連続200安打をマークし、首位打者を2度獲得。2004年には262安打のMLB記録を達成して殿堂入りを果たしている。

石橋貴明やAKI猪瀬氏などが、大谷とイチローの比較について意見を述べており、大谷の能力やスタイル、イチローの内野安打について解説している。

大谷翔平とイチローどっちがすごい? 石橋貴明「イチローは内野安打で打率が上がっていた」

 ナ・リーグトップの29本塁打で2年連続の本塁打王に向けて快走するドジャース・大谷翔平(30)は117安打と安打数でも2位につけ、自身初の200安打達成も狙える位置にある。ここで比較されるのがイチロー氏(50=マリナーズ会長付き特別補佐兼インストラクター)だ。

 MLBルーキーイヤーの2001年から10年連続200安打をマークし、首位打者を2度獲得。2004年には262安打のMLB記録を達成して歴史を塗り替え、殿堂入りを確実にさせている。タイプの違う長距離砲の大谷も今のペースなら「200安打、50本塁打」も夢ではなく、しかも同じ200安打でもイチロー氏とは〝中身〟も違うものだ。

 野球好きで知られるタレントの石橋貴明はユーチューブ「スポブル」の中で「200本のうち、内野安打を引くとイチローの打率って意外と下がるんですよね。内野安打率ですごい打率が上がっていた」と話し、解説者のAKI猪瀬氏も「イチローさんが(本塁打)50本打つイメージはわかないが、それを大谷選手はやろうとしている。4本のうち1本がホームラン。イチローさんは4本のうち1本は内野ゴロですよ」と私見を話している。

 イチロー氏のMLB通算3089安打のうち、記録サイト「ベースボール・リファレンス」によると、内野安打は713本。俊足と天才的な走塁の技術が生み出した特徴的な結果だが、大谷はそこまでの武器を持たずにイチロー氏の領域に迫ろうとしている。時代もタイプも違うが、ネットでは「大谷とイチローはどちらがすごい」論争は定番の話題であり、今後も大谷が打てば打つほど、天才レジェンドが引き合いに出されそうだ。