吉田正尚は不本意な前半戦もチームはプレーオフ進出へ好調 オーナー陣は補強に動くか

AI要約

レッドソックスは、吉田正尚外野手の戦線離脱もありながら、11ゲーム差をつけて前半戦を終えた。

チームは買手としての動きを模索する中、大型補強を避ける可能性も指摘されている。

オールスターブレーク後のドジャース戦が注目されている。

吉田正尚は不本意な前半戦もチームはプレーオフ進出へ好調 オーナー陣は補強に動くか

 レッドソックスは14日(日本時間15日)に本拠地でのロイヤルズ戦に5―4で勝ち、53勝42敗、今季最多の貯金11で前半戦を締め括った。吉田正尚外野手(31)は左手親指付け根を痛めて約40日離脱した影響もあり、49試合で173打数45安打、打率2割6分、4本塁打、24打点と不本意な成績だ。

 レッドソックスは開幕前の予想を大きく覆し、ワイルドカード圏内だ。注目は7月30日(同31日)のトレード期限までに「買い手」としてどう動くのか。地元メディアは「先発投手の補強」「右打者の獲得」が必要とみている。

 だがその一方で、昨年のこの時期はプレーオフ進出に向けて明らかに先発投手を必要としていたものの、大型補強することなく脱落した。その前例を踏まえ、オーナー陣は再び買い手になることを避ける道を探るのではないかという本気度を疑う声もある。

 NBCスポーツボストンの担当記者は「今のオーナー陣がどれだけレッドソックスの勝利に情熱を持っているか、それは不透明だし、ファンも信用していないと思う」と厳しく指摘している。

 オールスターブレーク後、最初のカードは敵地ロサンゼルスでのドジャース3連戦。注目だ。