【NFL】昨季終盤の崩壊が2024年への「モチベーションを高める要因」になるとジャガーズHCペダーソン

AI要約

2023年シーズンを8勝3敗でスタートさせたジャクソンビル・ジャガーズは、12月に逆境に立たされるまでAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)の第1シード争いに加わっていた。

QBトレバー・ローレンスやWRクリスチャン・カークの負傷により、ジャガーズはシーズン後半に苦戦。バックアップQBのC.J.ビーサードが唯一の勝利を挙げる。

ジャガーズはシーズン最終戦で敗れ、1勝5敗でシーズンを終えるが、HCダグ・ペダーソンは逆境からの学びを次シーズンに繋げたいと語る。

【NFL】昨季終盤の崩壊が2024年への「モチベーションを高める要因」になるとジャガーズHCペダーソン

2023年シーズンを8勝3敗でスタートさせたジャクソンビル・ジャガーズは、12月に逆境に立たされるまではAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)の第1シード争いに加わっていた。

5試合が組まれていた12月に、相次ぐ負傷(足首、脳しんとう、肩)に見舞われたクオーターバック(QB)トレバー・ローレンスは、3試合で途中退場し、シーズン第17週にはキャリアで初めて欠場を余儀なくされている。また、シーズン後半に苦戦を強いられていたジャガーズ攻撃陣には、ワイドレシーバー(WR)クリスチャン・カークが最後の5試合を欠場するという展開も待ち受けていた。不思議なことに、ジャガーズを12月で唯一の勝利に導いたのはバックアップQBのC.J.ビーサードだ。ローレンスがシーズン最終戦で復帰することが見込まれていた中で、この勝利はジャガーズが勝てばプレーオフに進出できるというシナリオを作り上げている。

しかし、ジャガーズはシーズン第18週に同地区ライバルのテネシー・タイタンズを下すことができず、転換点になると思われていたシーズンを、1勝5敗と精彩を欠く成績で締めくくった。ヘッドコーチ(HC)ダグ・ペダーソンはそうした悲惨な結末を2024年シーズンに向けてチームが“モチベーションを高める要因”になると見ている。

現地10日(水)、ペダーソンHCは『The Insiders(ジ・インサイダーズ)』に出演した際に「また有意義な試合ができるようになり、9月にプレーを再開するまで、この感情は長い間、燃え上がることだろう。だが、あんな終わり方は私たちの本来の姿ではないと思うことこそが、選手たちの燃料となり、モチベーションを高める要因になると思っている。フットボールチームとしてどんなことを経験しようと、誰もが逆境に立たされるものだし、ケガ人がでるのも避けられない。だが、そこで言い訳をしてはいけない。フットボールをプレーしなければならないのだ。だから、私たちとしては、あの経験から学び、トレーニングキャンプで気合いを入れて、懸命に取り組み、1試合ずつ集中して戦っていくしかない」