楽天、対西武・今井連敗『13』でストップ 先発・岸は史上48人目の通算2500投球回を達成

AI要約

楽天が西武を5−0で破り、今井達也投手に勝利。連敗ストップとなる13日の一戦。

打線が序盤から攻勢をかけ、今井をKO。岸も通算2500投球回を達成し、完封勝利を飾る。

今井君に全く勝てていなかった岸が感慨深げながら勝利を喜ぶ。

楽天、対西武・今井連敗『13』でストップ 先発・岸は史上48人目の通算2500投球回を達成

◇13日 楽天5―0西武(楽天モバイルパーク宮城)

 楽天は西武の先発・今井達也投手を攻略して連勝し、天敵となっていた右腕との対戦で2021年9月4日(楽天生命)以来の勝利をマーク。同年10月15日の対戦(楽天生命パーク宮城)から続いていた連敗を「13」でストップした。

 今季はすでに4勝を献上していたが、この日は打線が序盤から攻め立てて、1回無死満塁から浅村の二ゴロと、続く鈴木大の左犠飛で2点を先制。浅村は3回にも1死満塁から右前適時打を放った。さらに、村林が左犠飛で続いてこのイニングは2点を追加。3年間苦杯をなめ続けてきた今井を5イニング6安打4失点でKOした。さらに、8回には2死一塁から4番手のヤンから小郷が左中間へ適時三塁打を放ち、ダメを押した

 一方、先発の岸は序盤から快調な投球を展開。6イニングを投げきった時点でプロ野球史上48人目の通算2500投球回を達成した。7回以降も続投して、歓声に送られた向かった9回も三者凡退にピシャリ。119球で昨年8月11日のオリックス戦(楽天モバイル)以来の完封勝利を手にした後は満面の笑みでハイタッチを交わし、「今井君に全然勝ててなかったんで。だからといって、僕も勝てていなくて。何とかチームに貢献するためには勝ちしかなかったんで、この結果だけが欲しかった」と感慨深げだった。