智弁和歌山・中谷監督「全ては僕の責任、未熟さ」 夏の甲子園

AI要約

智弁和歌山が霞ケ浦に延長十一回タイブレークの末に4―5で競り負け、3年ぶりの3回戦進出はならなかった。

中谷仁監督は選手たちに勝たせてやれなかったと申し訳なく感じており、自身の未熟さを反省している。

市村才樹投手の投球や、2者連続本塁打に関してもコメントを述べ、3年生への感謝と謝罪も伝えている。

智弁和歌山・中谷監督「全ては僕の責任、未熟さ」 夏の甲子園

 第106回全国高校野球選手権大会は第7日の13日、阪神甲子園球場で2回戦があり、智弁和歌山が霞ケ浦(茨城)に延長十一回タイブレークの末に4―5で競り負け、優勝した第103回大会(2021年)以来、3年ぶりの3回戦進出はならなかった。智弁和歌山の中谷仁監督の試合後の主なコメントは次の通り。

 ◇智弁和歌山・中谷仁監督

 (選手たちを)勝たせてやれなかった。申し訳ない。一生懸命頑張ってきた子たちなので、全ては僕の責任、未熟さだと思います。我々は甲子園を沸かせに来たわけではなく、勝負に来たので。勝てなかったことが全てです。

 (霞ケ浦の先発・市村才樹投手は)丁寧にうまく投げられた。緩い球があったので、ガンガン振っていくと術中にはまるし、外野が深く守ってくると想定はしていた。センターを中心に軽打(を狙っていこう)と指示していた。選手たちが思う存分やってくれるようにと思ったが、指示が不適格だったということだと思う。

 (2者連続本塁打は)よく打ってくれました。

 (先発の松倉汐音投手は)ゲームがもつれる可能性があったので、(エースの)渡辺(颯人投手)を終盤の想定だった。想定した通りの展開ではあったが……というところ。バッテリーは9回までで3失点なので、よく投げてくれた。打つ方でなんとかしたかった。

 (引退する3年生は)本当によく頑張ってくれた。申し訳ない。「ごめんな」としか言えない。