巨人6連勝!若林が劇的なサヨナラ打 首位攻防初戦を制す

AI要約

巨人が劇的なサヨナラ勝ち。6連勝で首位を守った。

岡本和のサヨナラ本塁打など試合の攻撃のポイントを挙げる。

戸郷の奮闘や若林のサヨナラ打で勝利を収めた様子を述べる。

 「巨人3-2DeNA」(12日、東京ドーム)

 巨人が劇的なサヨナラ勝ち。6連勝で首位を守った。

 今月初の東京ドームでの一戦となり二回の攻撃で本拠地が熱狂した。岡本和が、ジャクソンのチェンジアップを完璧に捉えると球場内は大歓声に包まれる。弾丸ライナーの打球が、あっという間に左翼スタンドに突き刺さった。2試合連続の16号ソロで先制点をもぎとった。

 重要な一戦でベンチはカンフル剤を用意していた。6月26日に出場選手登録を抹消され、ファームで約2週間、再調整を行ってきた坂本を1軍復帰させ、「6番・三塁」で即スタメン起用。1-0の四回1死後には、岡本和が投手強襲内野安打で出塁するなどで2死三塁の好機を迎える。ここで大きな期待を寄せられた坂本は中飛に倒れた。 1-2の六回には先頭・丸が二塁打で出塁するなどで1死一、二塁の好機を迎えた。だが岡本和が中飛、続く大城卓も遊飛に倒れた。

 打線は1-2の八回にも奮起した。先頭の丸が、右中間に運ぶ8号ソロを放って同点に追いつく。球場は再び大歓声がわき起こった。

 九回は先頭の大城が二塁打、坂本の二ゴロで1死三塁。若林が試合を決めた。

 先発したエース・戸郷は6回を7安打2失点と奮闘したが、白星には恵まれなかった。