今永昇太 球宴選出御礼8勝 球宴前最後の登板で強豪相手に6回無失点と好投 鈴木誠也も援護打で3連勝

AI要約

カブスの今永昇太投手がオリオールズ戦で初選出を果たし、6回無失点の好投で8勝目を挙げた。

打線も鈴木誠也外野手の適時打などで3連勝を飾り、チーム全体の活躍が光った。

試合中には雨天中断もあったが、リトル、ホッジらが守備でも奮闘し、試合を逃げ切った。

今永昇太 球宴選出御礼8勝 球宴前最後の登板で強豪相手に6回無失点と好投 鈴木誠也も援護打で3連勝

 ◇インターリーグ カブス4―0オリオールズ(2024年7月10日 ボルティモア)

 カブスの今永昇太投手(30)が10日(日本時間11日)、敵地でのオリオールズ戦に先発登板。初選出が決まった球宴前最後の登板でア・リーグ東地区首位の強豪相手に6回まで6安打無失点、6奪三振に抑え、今季8勝目を挙げた。防御率も2.97として3試合ぶりに2点台に戻した。「4番・DH」で先発出場した鈴木誠也外野手(29)も5回に適時打を放ってチームの3連勝に貢献した。

 初回は1死から四球と安打で一、二塁のピンチを招いたが、4番サンタンダー、5番ウェストバーグを連続三振に仕留めた。2回も先頭の6番ヘイズに二塁打を許したが、無失点。3回も2死から3番マウントキャッスルに右前打を許したが無失点と走者を背負いながらも粘りの投球を続けた。

 打線は2回にモレルのソロなどで2点を先制。2―0の5回2死三塁からは鈴木が左前適時打を放って今永を援護した。鈴木はこれで2試合連続適時打を放った。

 今永は4回をこの試合初めて3者凡退。5回は1死から二塁打を許したが、1番ヘンダーソンを空振り三振、2番ラッチマンを左飛に打ち取って5回までスコアボードにゼロを並べた。

 3―0の6回は2安打を許して1死二、三塁のピンチ。しかし、ここでもヘイズを見逃し三振、7番マテオを空振り三振に仕留めて無失点で切り抜けた。

 その後、オリオールズ攻撃中の7回1死一、二塁の場面で雨が強まり、シートが敷かれて試合が中断した。雨天中断明けの難しい状況をリトル、ホッジが無失点でしのぐと、その後もオリオールズの反撃をしのいで逃げ切った。