【阪神】甲子園の銀傘をアルプス席まで拡張の計画内容発表…竣工2028年3月、工事費は約150億円

AI要約

阪神電鉄は、甲子園球場の銀傘をアルプススタンドまで拡張する計画を発表した。工事期間は2024年11月から2028年3月で、工事費は約150億円かかる予定。拡張面積は約3328平方メートルで、アルプス席の約7割を覆うことができる見込み。

工事はプロ野球のオフシーズンを中心に進められる予定であり、2026年3月以降のオープン戦に影響が出る可能性がある。阪神電鉄の谷本修取締役は、環境の変化に対応し、歴史と伝統を新たな時代に繋ぐ使命を持っていると述べた。

日本高野連の宝馨会長も計画を支持し、次代に向けて新たな歩みを進めることに敬意を表明した。この計画には有意義な意義があると評価している。

【阪神】甲子園の銀傘をアルプス席まで拡張の計画内容発表…竣工2028年3月、工事費は約150億円

 阪神電鉄は2日、甲子園球場の銀傘をアルプススタンドまで拡張する計画に関し、その内容が固まったと発表した。2024年11月に着工し、2028年3月に竣工。工事費は約150億円で、拡張面積は3328平方メートルとなっている。

 同銀傘でアルプス席の約7割を覆うことができる見込み。プロ野球のオフシーズンを中心に工事を進めていくが、特に2026年3月以降の甲子園開催のオープン戦には、開催不可などの影響が出るとみられる。

 甲子園球場での会見に出席した阪神電鉄の谷本修取締役は「昨今の真夏の猛暑をはじめとした環境の変化に柔軟に対応していく必要がある。私ども阪神電気鉄道、阪神甲子園球場は歴史と伝統を新たな時代に紡いでいくことが使命だと考えています」と決意。同席した日本高野連の宝馨会長は「次代に向けて、新たな歩みを進められることに心より敬意を表します。大変有意義な素晴らしい計画だと感じています」と述べた。