巨人・平内龍太の「非常識」に阪神岡田監督が激怒、SNS大炎上《あの態度はない。プロとして失格》

AI要約

阪神戦での完敗から首位陥落、平内龍太の投球問題、巨人投手陣の不振、赤星優志の開幕投手起用に疑問が残る。

前日の平内の不適切な投球により、チームやプロとしての信用を失うことになった。

巨人の苦しい状況、指揮官の悔しさ、そして不安材料。後半戦へ向かうチームの課題が浮き彫りになっている。

巨人・平内龍太の「非常識」に阪神岡田監督が激怒、SNS大炎上《あの態度はない。プロとして失格》

「甲子園開場100周年」試合も「平内ショック」で完敗である。

 1日の阪神戦で先発したエース戸郷が5回8安打6失点でKO。打線はわずか4安打2得点で阪神に3タテを食らった。広島が勝ったため、首位陥落。阪神にも0.5ゲーム差に迫られた。

 眠った虎を勢いづかせた。“事件”は前日7月31日。3点ビハインドの八回に3番手として登板した平内龍太(26)が、阪神の森下に対し、2球連続で頭部付近へ、あわや死球かという153キロの直球を投げ込んだ。この投球とケンカ腰の態度に、敵地のスタンドからは大きな怒号が巻き起こった。3球目のスライダーで森下の腰を引かせると、うすら笑いを浮かべ、何かをつぶやいた平内に、阪神の岡田監督も「巨人も情けない。ノーツーからスライダーでストライク取って、わろてる姿見たら情けない。伝統の一戦にならん」と激怒していた。

 さる巨人OBがこう言った。

「ドラ1で入って4年目の平内は、2年前に一軍のセットアッパーとして、一時期活躍したことはあるが、150キロを超える直球がありながら、コントロールが悪く、定着はできなかった。最大の欠点は直球がシュート回転して痛打されること。さらにシュート系の球が抜ける傾向があって、もともと右打者への死球や危ない球が多い投手ではあります」

 この日、平内のインスタは荒れに荒れた。《いい試合をしているのに水を差すようなことするな!謝れ!阪神にも巨人にも失礼》《夏休みで子供たちがたくさん見ていた。あの態度はない。プロとして失格》など批判の声であふれ返った。

 ここまでチームをけん引してきた巨人投手陣はこの3連戦で5、9、9失点で計23失点。3タテを食らった阿部監督は「悔しいの一言に尽きる。これで悔しいと思ってない人がいたら野球を辞めた方がいい」と険しい表情だった。

 ちなみに、この日は眠った虎を起こしてしまった平内の26歳の誕生日。登板機会はなかったが、とんだ記念日になってしまったようだ。

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 巨人の後半戦1試合目の先発投手は前半戦で0勝6敗の赤星優志(25)だった。阿部監督は「またここから開幕」と息巻いていたが、なぜ、その大事な「開幕投手」に“0勝男”を投入したのか。いったいどんな思惑があったのか。

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