5度目の5連敗で借金29…西武・渡辺監督代行「いまは後ろのピッチャーが苦しい状態なのは確か」

AI要約

西武は青山美夏人の好投を生かせず、3連続の先制点も活かせずに日本ハムに6-1で敗れた。

拙攻や終盤の失点が続き、今季最多の5連敗となり、借金は29に膨れ上がった。

若手先発陣の奮闘や連敗ストップには救援陣の奮起が必要とされている。

5度目の5連敗で借金29…西武・渡辺監督代行「いまは後ろのピッチャーが苦しい状態なのは確か」

 ◆西武1―6日本ハム(10日、ベルーナドーム)

 3度目の先発の青山美夏人が7回途中まで3安打、1失点に抑えた好投も生かせなかった。西武が今季5度目の5連敗。今季最多の借金はあと一つで30の「29」に膨れ上がった。

 1回に源田壮亮、西川愛也の長短打でわずか3球で先制したが、その後は再三、得点圏に走者を進めながら送りバント失敗など拙攻の連続。渡辺監督代行は「序盤にあれだけチャンスがありながら追加点が取れなかった。(青山)美夏人が踏ん張っていたが、勝っているという雰囲気ではなかった」と指摘した。

 1―1の8回に3番手の本田圭佑がマルティネスに決勝3ランを浴びた。今回の5連敗は接戦から終盤の失点で突き放されるパターンが続く。「終盤の投手がああいう形でホームランを打たれてしまった。今は後ろのピッチャーが苦しい状態なのは確か」と監督代行は語る。

 9日に8回1失点の渡辺、この日の青山と若い先発陣は踏ん張っている。連敗ストップは救援陣の奮起にかかっている。(安田栄治)