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横浜隼人の150キロ右腕・沼井伶穏が完投 プロ注目の鶴嶺・上川に投げ勝った【高校野球神奈川大会】
横浜隼人は、150キロ右腕の沼井伶穏投手が9安打を浴びながらも完投し、6-3で鶴嶺を破る。
沼井投手は粘り強く、要所で低めにスライダーを決め、プロ注目の上川にも投げ勝った。
水谷監督は沼井投手の苦しい試合に期待を寄せ、今後の快投を予期している。
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◇9日 全国高校野球神奈川大会2回戦 横浜隼人6-3鶴嶺(バッティングパレス相石スタジアムひらつか)
横浜隼人は、父がナイジェリア人の150キロ右腕、沼井伶穏投手(3年)が鶴嶺に9安打されながらも完投し、6―3で逃げ切った。
1点を返された9回を併殺で終えるとマウンド上で小さくガッツポーズ。「調子はよくないなりにゲームをつくろうと思った。武器は真っすぐ。押せるところは押して、磨いてきたアウトローも使えましたた」と振り返った。
3回に4連打され2点を失ったが粘り強かった。NPBスカウトの計測で最速は145キロ前後ながら、要所で低めにスライダーなども決め、プロ注目の鶴嶺の右腕、上川にも投げ勝った。エースに絶大の信頼を置く水谷哲也監督は「こういう苦しい試合をやっておけば、大会の後半に楽になってくる」と今後の快投への期待も込めた。