2度目の岩手で結果…道営オスカーブレインが逃げ切りで5馬身差圧勝!/ハヤテスプリント

AI要約

オスカーブレインが盛岡で逃げ切り重賞2勝目を挙げる。

勝ちタイムは1分12秒3で、2着にはマッシャーブルムが入る。

騎手や調教師のコメントでは次走は北海道スプリントカップが候補に挙がるという。

<ハヤテスプリント>◇2日=盛岡◇M2◇ダート1200メートル◇3歳◇出走12頭◇1着賞金500万円

 道営から参戦したオスカーブレイン(牡3、角川秀、父ダノンレジェンド)が逃げ切った。勝ちタイムは1分12秒3。大井から参戦した2着マッシャーブルム(牡3、坂井英)に5馬身差をつける圧勝で、サッポロクラシックカップに続く重賞2勝目。昨秋の岩手遠征では南部駒賞で地元の無敗馬フジユージーンから4馬身離された2着に敗れていたが、2度目の盛岡で待望の重賞制覇となった。

 山本聡騎手は「スタートが速いのは分かっていましたから(自分が)置かれないように気をつけました。大外に入ったので相手が速かったらやりづらかったけど、楽に先手を取ることができました。直線でササるのは想定内。それでも後ろを突き放しましたから、盛岡の軽い馬場も合ったと思います。今日は強豪メンバーがそろいましたが、いいパフォーマンスを見せることができてうれしいです」と話した。

 角川秀師は「輸送の影響もあって体重がちょっと減っていましたが、南部駒賞もそうでしたから、このぐらいがちょうどいいのかも知れません。今回が休み明け3戦目でしたし、時計が出る盛岡の馬場も合ったと思います。この馬はとにかくスタートセンスが素晴らしい」とレースを振り返り、「次走は決めていませんが、このレースを勝ちましたから北海道スプリントカップになるかもしれないね。メンバーは強いだろうが、持ち味を生かしてほしいと思っています」と今後を見据えていた。