アロンソ「周冠宇との接触は、僕がロックアップしてしまったために起きた」:アストンマーティン F1第11戦決勝

AI要約

アストンマーティンのストロールは13位、アロンソは18位で決勝を終える。

ストロールは2ストップ戦略を機能させるためタイヤマネージメントに集中し、ペースが速くなかったが順位を上げる努力を見せた。

アロンソは遅いペースに苦しみ、周囲と異なる戦略を試みたがポイント獲得はできず、シルバーストンでの改善を目指す。

アロンソ「周冠宇との接触は、僕がロックアップしてしまったために起きた」:アストンマーティン F1第11戦決勝

 2024年F1第11戦オーストリアGPの決勝レースが行われ、アストンマーティンのランス・ストロールは13位、フェルナンド・アロンソは18位でレースを終えた。

■ランス・ストロール(アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム)

決勝=13位(70周/71周)

17番グリッド/タイヤ:ミディアム→ミディアム→ハード

 レースのオープニングラップでは、あちこちで起きた接触のとばっちりを受けたが、どうにかダメージは被らずにすんだ。それ以降は、2ストップの戦略を機能させるために、タイヤのマネージメントをすることが今日の午後の主な仕事になった。

 何度かオーバーテイクも決めたものの、ペースが速くなかったので、最終的な順位を大きく変えることはできなかった。全体として難しい週末だった。まだ僕らのクルマに合っていないコースでのレースが続くから、やるべきことがたくさんある。

■フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム)

決勝=18位(70周/71周)

15番グリッド/タイヤ:ミディアム→ミディアム→ハード→ソフト

 予想していたこととはいえ、タフな一日だった。ペースが遅かったので、何とか戦うために周囲とは違う戦略を試みた。周(冠宇/キック・ザウバー)との接触は、ターン3への進入で僕がロックアップしてしまったために起きた。

 あの時点ですでにポイント圏外だったから、ペナルティによって結果が大きく変わったわけではない。来週のシルバーストンはチームのホームレースだ。この状況を改善するために、チームとしてできることはすべてやるつもりでいる。

[オートスポーツweb 2024年07月02日]